March 31, 2006

意思あるところに道は開ける

何事も、上手くいく時と上手くいかない時がある。

でも、理想通りに進まないことを「環境のせい」にしてはいけない。
また、「誰かのせい」にしてもいけない。
そして、「自分のせい」にしてもいけない。


たとえば、バケツの中で泳いでいるオタマジャクシを想像してみよう。

オタマジャクシは外の世界に行きたくて、バケツの中を泳いでいる。
  ・・・どんどん泳いでみる。
  ・・・まっすぐ泳いでみる。
  ・・・グルグル泳いでみる。
  ・・・力強く泳いでみる。
  ・・・もがいてみる。
  ・・・外へは出られない。何も変わらない。
  ・・・そしていつか、外へ出たいという気持ちさえ失ってしまう。

でも、よぉ〜く自分を見つめ直してみると、実は、ちょっとだけ後ろ足が
はえてきている。

        その事実に気付くことが大事なんだ!

やがて立派な足になり、次には手がはえ、そしていつかカエルになる。
自分の成長を信じて、自分の小さな変化と成長に目を向けて、めざす生き方
を忘れずにいたならば・・・ピョンッとひと越え、バケツの外へ出る日がくる。

   今の自分には届かないことも、自己成長の先には光がある。

環境が変わらないから上手くいかない、のではない。
誰かが変わらないから上手くいかない、のでもない。
自分は永遠にそこへ届かない、のでもない。

    自分自身が成長して変わった時、すべての状況が変わる。


オタマジャクシがバケツの中をいくら泳いだって、外へは出られない。
でも、外へ出ようと泳ぎ続けること、もがき続けること、自分が成長し続ける
ことを信じ続けること、によって、外へ出られる自分になる日がやってくる。

意志あるところに道は開ける。  



  



March 20, 2006

苦しみには種類がある

「苦しみたくなければ何もしなければいい。その代わり、本当の喜びも味わえない」

何もしなければ、苦しまなくていいのだろうか?
いや、実はボディーブローのように、じわりじわりと重い苦しみを味わっていく。

         苦しみには、いくつかの種類があるのだと思う。


何かにチャレンジしたり自分を成長させていく時には、思うようにいかない歯がゆさ
や、今の自分のダメさ加減と向き合う苦しみがある。

周囲に理解してもらえない時や、孤立している時も苦しい。相手が嫌いな人間でなく、
本当は分かりあいたい場合には、余計に苦しい。

耐え続ける苦しさもある。耐えることは孤独な戦いで、長い期間を耐え続けることで
弱ってくるし、そうなると本当に苦しいものだ。

誰かに裏切られたり貶められたりすることも苦しいが、自分の力不足で、結果的に
誰かの期待を裏切っている時には、もっと苦しい。

限界を感じた時、もしくは限界を迎えた時も苦しい。でもそれ以上に、大切なモノを
失った時は、死にたくなるくらいに苦しい。

自分にとって、大切な人が苦しんでいる時に、自分には何もしてあげられない苦しみ
もある。自分の力では、自分の立場では、どうにもしてあげられないことは苦しい。


だからこそ、自分が苦しい時には目線を上げて、周りを見たい。

自分が苦しむことで、周りの大切な人たちを苦しめてしまわないように。

そして、自分のことで苦しむヒマがあるなら、大切な人のために、その人の苦しみを
取り除いてあげるために、私に何ができるだろうかと必死で考える自分でありたい。


周りのために、大切な人のために何かをしていない時、苦しいのだ。  


  



Posted by exceedblog at 09:10clip!想いを込めて