October 10, 2006

鬼十則

電通の四代目社長 吉田秀雄 氏が1951年に掲げたもので、今でも
電通マンの行動規範となっている「鬼十則」。

若い頃、この一言一句に多くを学び、気付かされ、そしていまだに
仕事用パソコンのデスクトップに貼り付けて、毎朝向き合っている。


                  鬼十則

一. 仕事は自ら創るべきで、与えられるべきでない。
二. 仕事とは先手先手と働きかけていくことで、受け身でやるものではない。
三. 大きな仕事と取り組め。小さな仕事は己を小さくする。
四. 難しい仕事を狙え。そしてこれを成し遂げるところに進歩がある。
五. 取り組んだら放すな。殺されても放すな。目的完遂までは。
六. 周囲を引き摺り回せ。引き摺るのと引き摺られるのとでは、永い間に
   天地の開きができる。
七. 計画を持て。長期の計画を持っていれば、忍耐と工夫と、そして
   正しい努力と希望が生まれる。
八. 自信を持て。自信がないから君の仕事には、迫力も粘りも、そして
   厚味すらない。
九. 頭は常に全廻転。八方に気を配って、一分の隙もあってはならぬ。
   サービスとはそのようなものだ。
十. 摩擦を怖れるな。摩擦は進歩の母、積極の肥料だ。でないと君は
   卑屈未練になる。



                 責任三カ条

1.命令・復命・連絡・報告は、その結果を確認し、その効果を把握するまでは
  これをなした者の責任である。その限度内に於ける責任は断じて回避出来ない。

2.一を聞いて十を知り、これを行う叡智と才能がないならば、一を聞いて一を
  完全に行う注意力と責任感を持たねばならぬ。一を聞いて十を誤る如き者は
  百害あって一利ない。正に組織活動の癌である。削除せらるべきである。

3.我々にとっては、形式的な責任論はもはや一片の価値もない。我々の仕事は
  突けば血を噴くのだ。我々はその日その日に生命をかけている。  



  



Posted by exceedblog at 07:15clip!ビジネス・成功 
October 07, 2006

自分に何ができるだろうか

仕事は自ら「創る」べきで、与えられるものではない。

・・・これは、有名なD社の『鬼十則』の最初の1節だ。


仕事でも、家庭でも、人間関係においても、この
「自ら創る」という部分が、ものすごく重要だと思う。

特に、本当に困っている場合や苦しんでいる場合には、
人はなかなか「こうしてほしいんだ」と言ってくれない。

だから、察してあげることが大切なんだ。
思いやる、ということだ。


思考のベクトルをいつも自分にばかり向けていないで、
まわりに向けていくと、今、自分がしてあげられること
が、ほんの少しずつ見えてくる。

本当の自分の可能性、自分にできること、とは、
人から与えられたり誰かに頼まれたりすることじゃなくて
自ら創っていくことなんだ。

たいしたことは出来ないかもしれないけど、ほんの小さな
思いやりが、その人にとって大きな勇気や喜びを与える
ことができるかもしれない。


本当に大切にしたい人に対して、いつでも察してあげられる
自分でありたい、と思う。
そして、損得や理屈じゃなくて、心のおもむくままに
それを行動にうつせる自分でありたい、と思う。  


  



Posted by exceedblog at 06:17clip!あなたから誰かへ 
October 01, 2006

心から満たされる人生

大切なものは失ってはじめてわかる・・・と言う。

もし、いつも自分の目の前にいる、そこにいることが
当たり前の人を、明日から失ってしまうとしたなら。
もしくは、二度と触れることが許されないとしたなら。

人生に絶対の約束ごとは無い。
だから本当は、そこに当たり前も存在しない。


自分にも、相手にも、いつもと変わらぬ明日がやってくる
保証なんかないんだ。 時間には限りがある


今、お互いが確かにそこに存在していること、そして
お互いがお互いを必要とし合っていることを実感できる
手段・・・HUG

人は1日に4回HUGされなければ満たされない、と言う。

家族、恋人、仲間、友人、仕事、物、出来事・・・。
そこにあること、そこにいることを当たり前のこととして
流してしまわず、1人1人、1つ1つと、心からのHUG
をする毎日を送っていきたい。

あなたの存在は、私にとってかけがえのないものなのだ、
という意思表示を、今、しておきたい。
確実に目の前にいる、今、しておきたい。


気に入らない部分や許せない部分も多少はあるだろう。
でも、それがあったから私は気付き成長することができた。
だから、心からのHUGをしたい。

ほんの一瞬しか関わらなかったかもしれない。
でも、そういった瞬間の全てが今の私を構成し、これからの
私の人生を作る。 だから、心からのHUGをしたい。

そしてそのことは、自分自身にも当てはまる。
あなたの存在は、私にとって最もかけがえのないものだ。
だから、自分自身にも心からのHUGをしたい。

大切な人には、満たされた生き方をしてほしい。
たくさんの人にHUGされて、自分が必要とされていること
を毎日実感できる人生を送ってもらいたい。
だから、今、心からのHUGをしてあげたい。

満たされる人生とは、本当は自分はどういう生き方をしたい
のか、と正直に向き合い、素直に実践し続けること。

なかなか伝わらないかもしれない。
苦しいかもしれない。
それでも実践し続けていくことが大切なんだ。

良いことも悪いことも、やったことが返ってくる。  


  



Posted by exceedblog at 09:10clip!想いを込めて