April 25, 2008

裏返しの鏡

明るい人は、
悲しみや苦しみを乗り越えて、明るく生きようと決めた人。

内面と外面は“裏返しの鏡”で、人は二面性を持っています。
そして、そこに気づいてあげることができると、そっと手を
差し伸べてあげることができます。

明るくふるまっているからこそ、誰も気づかない一面、誰もが
見落としてしまっている事実。 そこに気づいてあげられます。


本当は、誰かに自分をわかってほしい。
ずっと、誰かに理解してほしかった。

いつでもその声に耳を澄ませ、そっと寄り添ってあげることが
できる自分であり続けたいと思います。


そして、

その人がずっと抑え続けてきた、目を背け続けてきた、あるいは
求め続けてきた、その人自身の“あふれる想い”と向き合わせて
あげる度量のある自分で在り続けたいと思います。


たとえ目の前に、必要な全てのピースと条件が揃っていても、
たった1つ、あふれる“想い”がコミットされていなければ、
何をやっても本質的に果たされることはありません。

たとえ目の前のピースが足りなくても、あふれる“想い”が
あるのなら、その想いが全てを引き寄せます。


限りある時間の中で

自分は大切な人のために何ができるのか。
大切な人の人生に、大切な人の未来のために、何ができるのか。


それは、
自分自身が本当に欲しているものと同一線上にあるはずです。




※GWなので、そんなことを少し体感させてくれるかもしれない
おすすめ映画をピックアップしてみました。

大切な人と観てみて下さい。(TSUTAYAのこれが便利です)

大いなる遺産大いなる遺産

少年と、少年が恋焦がれた
少女との物語。
エメラルド一色の映像美が
美しい作品です。


ショーシャンクの空にショーシャンクの空に

冤罪で刑務所に服役をする
ことになった男の友情物語
です。作品のメッセージは
決して希望を捨てないこと。


アイ・アム・サムアイ・アム・サム

知的障害で7歳の知能しか
持たない父と、優しく賢い
7歳の娘による、父娘の
感動の親子愛物語です。


ライフ・イズ・ビューティフルライフ・イズ・ビューティフル

強制収容所に入れられた
父子の家族愛の物語。
息子に生きる希望を持たせ
るため、嘘をつき続けます。


天使のくれた時間天使のくれた時間

何もかも手にした主人公が、
その虚しさと本当の幸せに
気付き、それを手に入れる
ために動き出します。


戦場のピアニスト戦場のピアニスト

第2次大戦下、実在した
ユダヤ人ピアニストの物語。
人は誰も一人で生きている
のではありません。


ニュー・シネマ・パラダイスニュー・シネマ・パラダイス

映画に魅了された少年と、
映写技師との物語。
音楽と映像の調和が美しく
映画史に残る名作です。
  



  



Posted by exceedblog at 01:26clip!想いを込めて 
April 17, 2008

ビジネスの原理原則

 以前、あるプロ野球選手が、ファンの方から“かけられて嫌な言葉”
 として、「がんばって」を挙げていました。

 必死に頑張っているのだから、それは言われたくないのだそうで、
 「応援しています」とか「信じています」と言ってほしいそうです。

 対して、“かけられて嬉しい言葉”は、「ありがとう」だそうです。



 事業成功の根幹に位置する「本質」とは、

 『想いを込めてビジネスの原理原則を全うする』ことです。


 ビジネスの原理原則とは、

 「お客様の問題を解決し、必要を満たすこと」。


 そのためには「察する」こと。 「思いやり」が重要です。



 かつて、サムライの嫁は、夫の出陣に際して、決して
 「がんばってね」とは言わなかったそうです。

 サムライの嫁は、夫の出陣に際して三つ指ついて、
 ただ、「行ってらっしゃいませ」と言ったそうです。

 察して。

 想いを込めて、願いを込めて。



 お客様に対して、パートナーに対して、大切な人に対して、
 いつでも「想いを込めて」、そして「察する」こと。

 人としてのそうした“生き方”、企業としてのそうした“あり方”。
 それを一致させ、貫くこと。

 それをコミットすること。

 

 古来、遠い昔の日本では、“神頼み”に際して
 「かんながら、たまち はえませ」と言ったそうです。

 カンナガラ タマチハエマセ(カムナガラ タマチハエマセ)という
 この言葉は、惟神霊幸倍坐世と書き、
 「神々の望むようにしっかり生きてまいりますので、自分の魂を
 良い方向にお導きください」という意味です。

 これは神への依存、あるいは他力本願、といったものとは一線を画し、
 自分のコミットメントありき。
 つまり“人事を尽くして天命を待つ”の至りです。


 そして注目すべきは、この言葉を唱えるにあたっては、
 必ず“神様に良いことがありますように”という気持ちを持って
 唱えなさいと、代々語り継がれていたこと。


 自分が何かを望むのであれば、まず、相手のことを考える。

 自分が本当に苦しい、自分に心から望むことがあるからこそ、
 今、相手のことを思いやる。 たとえ相手が神であっても。


 世界中で、“神頼み”でさえもこの立ち位置で行なってきたのは
 日本人だけのように思います。



 私達は、こうした文化を次の時代へ手渡していかなければならない。  


  



Posted by exceedblog at 04:22clip!ビジネス・成功 
April 10, 2008

今より最適な時はない!

前職、前々職の関係で、この20年程の間に2万人を超える若者と
夢や生き方について語り合ってきました。

この経験は私にとって最大の財産であり、また、武器でもあります。


・いろいろなことがあって、もうすぐ掴み取る人
・いろいろなことがあって、まだ時間がかかる人
・いろいろなことがあって、いずれ諦めていく人

何かにチャレンジしている人は、全てこの三者に分類されます。
そして、そこには明確な違いがあります。


多少の時間がかかっても、少しカタチは変わっても、手に入れるか。
あるいは、いつか諦めてしまうのか。
このボーダーラインにあるのは、「想い」です。

意気込みとか、やる気とか、自信とか、そういうものじゃない。
想いを込めて生きているか否か、です。

それが足りなければ、たいていの人は、何も手にできません。
仮に抜きん出た才能の持ち主であれば、一時何かを手にすることも
ありますが、掴むことはできなくて、いずれ全て失ってしまいます。


そして、もう1つのボーダーライン。
成果を手にするには、まだまだ時間がかかるのか。
あるいは、間もなくやってきたことが報われ、成果を掴み取るのか。

その答えを、いつどのように体感するのか。
それがビジネスの本質なのかもしれません。  


  



Posted by exceedblog at 05:15clip!ビジネス・成功 
April 04, 2008

クリスマス・キャロル

今、世界が音をたてて崩れようとしていることに目を向け、
地球の悲鳴・人々の叫びを聞き、経済の破綻に立ち向かって
いかなければならない中で、選択が迫られていると思う。

これからの自分は、何を大切にするのか。
これからの自分は、何を判断基準におくのか。

その先へ時代を紡いでいくためには、全てを変えることなど
できなくてもいい。 マーケティング的な統計学で言うなら、
わずかな%の人たちが気付き変わることで、世界も変わる

クリスマス・キャロルなんだと思う。

最悪なんかじゃない。遅すぎはしない。まだ終わっていない。
最後の最後に気付き、わずかな%の人が生き方の軸足を移せた
なら、そこから価値観の違う、次の時代が始まることになる。

正確には、それを手にすることも“可能である"ということ。

だからこそ、ビジネスで世の中と能動的に関わるのであれば、
どんなに規模が小さくとも、世の中に影響を与える行為をする
のであれば、ハラをくくることだ。


経済が破綻しようとしている時に起業する人間が、技術の習得
や資格取得ばかりに時間を割いて、どうするのか。
経営を学ばずに挑む姿勢のどこに勝算があるのか。
自分の想いを具現化して、次の時代へ手渡していきたいのなら、
そこに避けては通れないものがあることは明白だ。

世界が崩壊しようとしている時に経営をしている人間が、自社
の利益の確保・追求のみに翻弄されて、どうするのか。
そんなことのために起業したんじゃなかったはずだ。
主人公を「私」から「私たち」に変えない限り、世の中から必要
とされる存在にならない限り、痛みからは解放されない。

父親・母親も一緒だ。こんな時代に子供を産んでおきながら、
誰かのせいや何かのせいにして、親としてそれでいいのか。
子供の幸せのためなら、微塵も迷うことなく命を懸けて、それに
立ち向かっていくんじゃなかったのか。
初めて子供を抱いた時に誓ったものを忘れてしまったのか。

クリスマス・キャロル。
まだ終わっていない。気付いて変えることが大事なんだ。


トリプルWinは、理想論じゃない。
今、パラダイムシフトするべき本当の成功。めざすべき真実。
そして、持つべき判断基準


今、この時代を生きている僕らは、この時代を選び、この時代を
託され、ここにいる。 次の時代は、今を生きる僕ら次第なんだ。


昔、毎週のように早朝の多摩川河川敷へ行き、土手の上に立って
西の空に夜=沈みゆく月と星、東の空に朝=昇りくる太陽、を
同時に見上げて、Changeの瞬間に立ち会い、両手を広げて
全身の素粒子の1つ1つにエネルギーとバイブレーションを感じ
ながら、必死に駆け抜けてきた。

何があってもゆるがないコミットメントのために、折れない心を
持つために、やり続けてきた。
1度や2度の決意では、決別しきれない“ぬるい自分”と決別
するために、やり続けてきた。


あの頃よりも今、時代は病んでいる。
でも、
あの頃よりも今、気付きかけている人はたくさんいる。
まだ終わってなんかいない。


あなたの判断基準は何ですか?

僕の判断基準は、
「いつどの瞬間を切り取って見られても、子供に胸をはれること」

つまり、トリプルWinの生き方を貫くこと。  


  



Posted by exceedblog at 05:04clip!めざすべきもの