例えば、共にいてあげられない切なさや、今は触れることも
できない悲しさと、2度と会うことさえできない苦しさとでは、
天地ほどの違いがあるように・・・
例えば、役に立ってあげられない悔しさや、手助けすることも
できない情けなさと、2度と寄り添うことさえできない喪失感
とでは、天地ほどの違いがあるように・・・
例えば、期待に応えられなかった罪悪感や、自分自身に対する
失望感と、2度と挑むことさえ許されない絶望感とでは、天地
ほどの違いがあるように・・・
いつだって“今この瞬間”は、最悪なんかじゃない。
君は自分を最低だと言うかもしれない。
ふがいない、情けないと思っているかもしれない。
いつも役に立てないと、泣いているかもしれない。
だけど僕らには明日があり、そしてまた次がある。
もしも仮に、君が1万回やって駄目だったとしても、
もしも仮に、君が一生何の役にも立たなかったとしても、
それほどまでに自分に力を貸してくれる人がいることに、
それほどまでに自分を想い続けてくれる人がいることに、
僕はいつでも自分が、誰よりも幸せであることを噛み締める。
世界中の誰もが僕のことを信じてくれなかったとしても、
たった1人でも、たとえ無記名でも、誰かが「信じています」
って手紙をくれたら、もう1回立ち上がれる。
君は僕に、そういう勇気を与え続けてくれている。
君は既に、誰よりも何よりも僕の役に立っている。
僕も君にとって、そういう存在でありたい。