January 30, 2011

ポップコーンをほおばって

中学生の時、イーグルスの「ホテルカリフォルニア」という曲
を聴いて、歌詞に込められた比喩とメッセージの意味を知り、
洋楽の世界にのめり込んだ。

それ以降、邦楽は一切聴かなくなったのだが、それでも大好き
だった甲斐バンドだけは聴き続け、部活を休んでライヴに行き、
ラジオも欠かさずラジカセで録音しては次回放送までの1週間
毎日繰り返して聴いた。

おかげで友人たちには、「お前の喋り方は甲斐さんそっくりだ」
と言われ続け、高校に入ると、それぞれ別々の学校へ進学した
その友人たちと洋楽のカバーバンドを組んでライヴに初出演。

ドン・ヘンリーのような搾り出す歌声に憧れて、喉をつぶして
みたり、甲斐よしひろのように右利き用のギターを左で弾く
練習をして挫折したりしながら、代々木のライヴハウスに出演
した時にスカウトされ、夏休みに某アイドルのバックメンバー
としてツアーに帯同することになった。

元々そういうキャラではないので、学校では一切伏せていたが、
こうした洋楽・甲斐バンド・ライヴという、その頃は自分の人生
において若い時のサイドストーリーでしかないと思っていた体験
は、不思議とその後の人生に大きく影響している。

今にして思えば、

夢中になったもの、夢中になってやったことが、その後の人生
を豊かにしないはずがない。
むしろ、自分にとって大切な(必要な)経験をするために、それ
に夢中になれる人生を選んで生まれてきた、と言う方が適切
なのかもしれない。

ラジオの最終回で、甲斐さんはこう締めくくった。

  嬉しかったら本気で笑え!
  悔しかったら本気で泣け!
  愛しているなら本気で愛せ!
  それでうまくいかなかったら、俺はいつでもここに居る。

この言葉は、人生を大きく変えた時に最大の後押しになったし、
今の自分の基本スタンスになっている。


次の時代を担う子どもたちに、この時代に生まれてきて良かった!
と言ってもらえるような時代を手渡したい。

子どもに最も影響を与えるお母さんたちが、
「生まれてきてくれてありがとう!」と言えるように、
「愛してくれてありがとう!」と言えるように、手助けをしたい。


誰もが夢を持てる世の中を。 誰もが愛を体感できる世の中を。


  



  



Posted by exceedblog at 01:17clip!めざすべきもの 
January 28, 2011

感謝

僕が君のためにできることなんて、たかが知れている。

でも、いつか君がたどり着くそこは、きっと美しい景色で、
君のすべてを満たしてくれると信じている。

だから、いつでも、

顔を上げて、目に映るものすべてを抱きしめて、
希望という愛を手渡していってほしい。

君ならできるはずだ。

いつもありがとう。  


  



Posted by exceedblog at 07:03clip!あなたから誰かへ