May 30, 2011

THE CARS -DRIVE-

エイティーズ世代として、その当時に流行っていた音楽には、どれも思い出が
ありますが、最も好きで、最も印象深い楽曲が、THE CARS - DRIVE -

1985年7月に、「1億人の飢餓を救う」というスローガンで「アフリカ難民救済」を
目的として開催された、史上最大規模のチャリティー・コンサート【 Live Aid 】 の
テーマソングに使用され、この曲とデヴィッド・ボウイのMCで、エチオピア飢餓
の映像が、世界中に流されました。

18歳だった当時、これが本当に同じ地球で起きている出来事なのかと目を疑い、
ただ涙を流しながら、買ったばかりのビデオで録画した映像を繰り返し見ました。

  世界中の誰一人、地球自体さえ、こんなものは望んでいない。
  こんな世の中は間違っている。
  決定的な何かを変えなくちゃ。
  自分に何ができるんだろう?
  自分はこれからどこへ向かえばいいんだろう?

美しいサウンドと残酷な映像のミスマッチの中で、毎日、そんなことばかり考えて
いたように思います。




1987年リリースの Midnight Oil - Beds Are Burning - は、シドニーオリンピック
でも演奏された、オーストラリアを代表する楽曲ですが、詞の内容は、
「先住民から奪った土地や自然を返そう。今までの分も何らかの形で返すべきだ」
という趣旨のもので、サビはこんな感じです。

  事実は事実
  彼らのものじゃないか
  彼らに返そう
  地球が変わっていこうとしている時に どうやって踊ればいいんだ
  ベッドが燃えているっていうのに どうやって眠るんだ


神に対して、この惑星を元の状態に戻して返すことなんてできないし、すべてを
無責任に放り出すわけにもいかない。
だとしたら、次の人たちが「ありがとう」と言って受け取ってくれるような状態に
変えて、子ども達が「この時代に生まれてきて良かった」と言ってくれる時代を
創り、手渡していくことを考えるべきではないのか。

          次世代へつなげるあらたな文化を創造する。

そう思った時、当時様々なアーティスト達が呼びかけ合い、チャリティーとしての
楽曲制作・レコード販売を通して、世の中に大きなムーヴメントを起こしている姿
を見て、勇気を振り絞り、とてもとても小さな最初の一歩を踏み出しました。






THE CARS - DRIVE - を受け止め消化するのに2年かかった訳ですが、
立ち上がり、前へ進もうとする大人達の背中を見て、僕はそこに勇気と希望を
抱くことができました。

今、大人達が次世代のために、生き方を背中で見せる必要があるように思います。

1人1人の歩みは小さくても、1人1人の存在は小さくても、溢れる「想い」に突き動か
されて取り組む姿、生き様を見せていく必要があるように思います。


  人が変わるのを待つより、自分が変わればすべての物事が動き出す。
  頑張れなくても自信がなくてもいいから、自分が変わるとまず決めること。  



  



Posted by exceedblog at 03:56clip!想いを込めて | 閲覧回数の多い記事
May 23, 2011

自尊感情・自己肯定感

財団法人「日本青少年研究所」の国際調査(平成14年)によると、
「私は他の人々に劣らず価値のある人間である」との設問に対して
「よくあてはまる」と回答した中学生は、アメリカ51.8%、中国49.3%
であったのに比べて、日本は8.8%と極端に低かったそうです。

今年、東京都教育委員会が公立の小中学生・都立高校生を対象に
「自尊感情」についての調査を行なったところ、中高生の5〜6割が
「自分」を好意的にとらえていない結果であったそうです。
また同調査結果では、小学一年生の84%が肯定的な回答をしていた
ものの、学年が上がるにつれてその割合は低下し、六年生では59%
となっていたそうです。

小学校入学時には、おおよそ自分を好意的にとらえられていたもの
が、義務教育9年間で、自尊感情・自己肯定感が大きく低下していく。

このことについては、「謙虚さ、控えめを良しとする日本の文化がまだ
根強いのが一因」とする指摘もあります。
「子供が成績を他人と比較して、すぐに『自分はダメだ』となる傾向も
見られる。これは日本だけの特徴で、諸外国に比べて自己評価が低い。
もっと自分に自信を持たせるような教育を進める必要がある」とのこと。


だとするならば、秀でた人は何もかも優れて素晴らしく、ダメな人は
何もかも劣っていてダメなんだ、という間違った認識を持たせない教育
が、学校でも家庭でも、職場でも必要なのだと思います。

つまり、
何もかも優れた素晴らしい人なんてなかなかいなくて、秀でた人は、
やはり何かが劣っていたりダメだったりしたけれど、自分の得意なことや
好きなこと、打ち込めるものを見つけて伸ばした人なんだ、ということ。
そして、
君にはこんなに素晴らしい良さと個性があるじゃないか、ということ。
だから、
君だってきっと素晴らしい何かを成すことができるんだよ、ということ。
それは、
他人と比較するものじゃなくて、自分が心から充実して満たされる未来
に向けて、胸をはって生きていいんだ、ということ。

自尊感情・自己肯定感を持つには、たとえ今の状態は不十分であっても、
たとえ他人より歩みが遅くても、自分が肯定的にとらえることができる
未来に向かっていると思えること、ベクトルを信じられることが大切です。

そして、それを教師や親が子ども達に「説明」するのではなく、「体感」
させるのであれば、大人自身が心底そのように思い、それを体顕していく
こと、見せていくことが必要なのだと思います。


先の報告の後、震災が起こりました。

震災後の様々なシーンで、日本人は素晴らしい、と世界から賞賛もされ、
我々自身も誇りに思ったことや、逆に、日本人・日本企業・日本政府の
こういう体質が最悪なんだと失望したこともあるでしょう。

いずれにしても、この国はこれから大きく変わる必要があります。
その未来を担う子ども達が、自信を持って前を向いて生きていけるよう、
まず大人が、社会を変えていかなくてはならない、まず自分自身を変えて
いかなくてはならないのだと思います。


子ども達が、「この国に、この時代に、この両親の元に、この自分として
生まれてきて良かった」と、笑顔で胸をはってくれるように。  


  



Posted by exceedblog at 03:36clip!めざすべきもの 
May 06, 2011

認めたくない、を認める

誰かや何かの影響を受け、内側からのバイブレーションを感じ、本当の
自分と向き合い、そしてあたらしい一歩を踏み出そうとした時、そこに
自分自身でSTOPをかけてしまう。

自分の嫌いなところ、駄目なところ、許せないところ・・・。 そういうもの
を次々と思い浮かべ、こんな自分にできるわけがない、そんな自分に
なれるわけがない、自分がそれをやったりそう思ったりしてはいけない
んだ、という気がして、せっかく湧き上がってきた「想い」を封じてしまう。

そして、自分はどこへ行けばいいのか、これからどうすればいいのかと
再び自ら混沌の中へ歩を進めてしまう。
それをずっと繰り返している人は、とても多いように思います。

どうしたら良いのか? どこへ行けば良いのか?
わかりづらくなっている人は、

【本当は自分は自分のことが好きで、この人生にとても感謝している】
と認めてしまうことが第一だと思いますよ。


受け入れ難いかもしれません。
どうしても自分を好きになれない、と言いたくなるかもしれません。


でも、

どんなに頑張っても成果を出せない、人の役に立てていない、という
自分への不信・嫌気・ダメ出し。 これは言い換えると、
どんなに成果が出なくても、きっと人の役に立とうと頑張り続けている、
ということと同じです。

見た目も器量も悪く、(病気など)難題も抱え、未来に希望が持てない
という自分への不信・嫌気・ダメ出し。 これは言い換えると、
自信がなくても難題を抱えていても、未来に希望を持つことを諦めずに
立ち続けている、ということと同じです。


これがもし他人だとしたら、目の前にそんな友人がいたとしたら。
あなたはそんな友人の存在に

感謝し、尊敬し、信頼し、応援するのではないですか?
きっと幸せになると信じて疑わないのではないですか?

そして、
心から、その友人のことを「好き」だと言い切れるのではないでしょうか。


友人なら好きになれるけれど、自分のこととしては、そうは思えない?


そこがポイントです。
実は、自分が嫌いなんじゃなくて、好きだと認めたくないんですよ。

本当は好きだと認めたくない、好きだということをわかりたくない、好き
なんだと言いたくない。

あなたは「駄目な存在」ではなくて、「頑なな状態」なだけなのです。
ここに気づくことが大事なのです。


できない理由を数えるより、「本当は何をしたいのか」と向き合う。
そして、「何故やりたいのか(という想いの源泉)」と向き合う。

これは成功する企画を生み出す時のセオリーです。
まず、求める【結論】を定義して、その【理由】と向き合う。

「理由」から考えて「結論」を導き出そうとすると、必ず、振り出しに
戻す(ことで考え方・手法を変えさせる)ために、「混沌」へ向かう。


求める【結論】を定義して、その【理由】と向き合うと、そこに【真の目的】
を見出します。

そこに行くために、どのようにそこへ行きたいか(プロセス・方法論)と
向き合い、今の自分やこれからの自分に何ができるか(良さ・強み)を
併せて、これから何をどうしていくかを見つけ出します。

自分の命に宿った「想い」と「パワー」を信じることが大事ですよね。


頭ではわかっても、それができるかどうか不安だという方もいるでしょう。


先述のような人を、友人なら好きになれるのに、自分のことだと好きに
なれない、好きだと認めたくない、のなら、鏡と向き合ってみてはいかが
でしょうか。

鏡の中にいる人物に対して、そのような友人だと思って見つめてみる。

嫌いなところ、駄目なところ、できないことを挙げるのではなく、まず、
好きだと認めて、【ありがとう】と言ってあげること。

感謝している、尊敬している、頑張っている、応援したくなる、誇りに思う
こと・・・、つまり、【好きな理由を具体的に挙げてみる】こと。

そして、それらを言葉に出して、だから【好き】だと言い切ってあげること。



今、断捨離(だんじゃり)という言葉があちこちで言われていますが、
本当に断ち、捨て、切り離すべきは、目の前の物事や誰かではなくて、
自分自身の中にある、「自分を好きだと認めたくない頑なな心」です。

自分のことを好きだと認めてあげた瞬間から、目にするすべての物事が
まったく違ったもの(感謝のバイブレーション)になりますよ。

そして、同じように、
あなたの事業に宿っている「想い」と「パワー」を信じてあげることが、
事業をどのように成功へ向けていくか、の最重要ポイントであるわけです。


せっかくここまで「想い」に突き動かされてやってきた事業なのですから、
本当の「歓び」・「幸せ」を提供していけるものにしていきたいですね。  


  



Posted by exceedblog at 00:39clip!私からあなたへ 
May 04, 2011

自分自身にOKを出す

上手くいかないことがあったり、辛い思いをした時は、ついそれを
誰かや何かのせいにしてしまいがちですが、すべては「自分が源」
と考えることで、気づきや学びを見出すことができます。

でも、そう考えづらいこともあります。


自分の大切な人を失ったら、何故あの人が亡くなって自分が生きて
いるのだろうかと、“罪悪感”を持ってしまいます。

自身が病気や事故に遭ったら、何故こんな目にあわねばならない
のかと、“不公平感”や“不幸”を感じてしまいます。

自己を否定され(し)続けたら、自分は駄目な人間だ、役に立てない、
存在価値がないと、“自己肯定感”を失ってしまいます。


罪悪感を持ったり不幸を感じたりして、その原因が「自分が源」では
ない時、そう考えづらい時、自己肯定感を失った時・・・、人は自分を

  「幸せになってはいけない人」
  「幸せになることができない人」

だと思い込んでしまいます。

周囲の人からの様々な「教え」や「励まし」が、頭では理解できても、
受け入れられなかったり、心に届きにくくなってしまいます。


それでも、生まれてきたことに意味の無い命なんて、存在している
ことに意味のない命なんて、ありません。

だから、自分自身にOKを出してあげてください。
1日に1度でいいから、あなたの存在にOKを出してあげてください。

そして、
そんな苦しい思いをしたあなただからこそ、意識のベクトルを外に
向け、目の前の大切な人に心からのOKを出してあげてください。


「人は何故生まれ、そしてどこへ行くのか?」
 
誰もが、
心から歓びを感じるために生まれ、本当の幸せの中を生きることに
向かっていて、その「誰も」には、あなたの目の前にいる人は勿論、
あなた自身も含まれています。

そのことを忘れないでください。


「頑張れ」っていう言葉を使えない時、使いづらい時、その気持ちを
「ありがとう」という言葉に置き換えるといいかもしれません。


  「生まれてきてくれて、ありがとう」

  「愛してくれて、ありがとう」


どんな時でも、誰にでも、自分自身にも、毎日そんな言葉をかけて
あげられたら素敵ですね。

困難は「進化・成長の種」です。