April 26, 2013

(Everything I Do) I Do It For You

人は1日に4回HUGされないと生きていけない、と言う。

毎日、子ども達に、さみしい思いをさせないように。
毎日、子ども達が、歓びと幸せを感じて笑顔でいられるように。
毎日、子ども達が、自分は愛されているんだと安心できるように。
毎日、子ども達が、自分は承認されているんだと自信を持てるように。
毎日、子ども達が、生まれてきて良かったと心から思えるように。
毎日、子ども達が、全ての出来事に感謝して生きていけるように。

他に何ができなくても、毎日、それを与えていこう。

  



  



Posted by exceedblog at 03:20clip!想いを込めて 
April 07, 2013

はだかの天使

はだかの天使<はだかの天使>

乳児期の高熱が原因で後遺症が残り、
特別支援学級の新1年生になった弟を
もつ、4年生のお姉ちゃんが、悩んだり
苦労しながら、子どもの目線で福祉の
問題と向き合い、親・先生・クラスメイト・
特別支援学級の子たちのと間で、少し
ずつ成長していく物語・・・1969年出版。

小学3年生の頃、この本を何度も読み、
子どもながらに「社会的擁護」「福祉」を
考え始め、それ以降、事あるごとに、
どうすればもっと世の中が素敵になるか、
自分に何ができるかを考えました。


その本が、ご縁があってまた手元にやってきたので、明後日から新学年になる子ども達に
早々に寝る支度を済まさせて、寝室で読み聞かせをしました。

途中、「お姉さんは、何が悔しかったんだろう?」「お母さんは、どんな気持ちなんだろう?」
と、子ども達とディスカッションしながら、ちょうど就寝時間に読み終えることができました。

幸いなことに、この子たちは、彼らの見せる「無垢」の素晴らしさを知っています。
だから、前の学校でも、今の学校でも、特別支援学級の子ども達ととても仲良くしています。
でも、まだ子どもだから、
その親が抱えている心労を知らないし、社会が抱える問題も知りません。

いろいろと教えてしまいたくなる気持ちを抑えて、結局、何も結論を出さず、結論を与えずに
寝かせたのですが、きっといつか、自分で、自分らしい答えを見つけてくれると思いますし、
子ども達の寝顔を眺めていると、そう確信することができます。



空が青いのは海の青さが反射しているからだそうだけど、

曇りの日も雨の日も、たとえ目に映る世界はさえなくたって

本当は、海はいつだって青い。


いつでも想いの源泉にふれている自分であること。

何を見るか、どこに立つか、自分がどうあるか、次第で、

本当の 昨日の価値、今日の意味、明日の希望、が見えてくる。



この本が書かれた時代と比べて、今では様々なケアや養護の仕組みがカタチとしてある
ものの、本質的な問題は解決しているのか、それは心で寄り添っているのか、と考えた時、
まだ依然として不充分であり、世の中はより冷たく空虚な「闇」を抱えた時代になっている
ようにさえ思います。


  


  



April 01, 2013

Have you ever seen the rain

C.C.R.(Creedence Clearwater Revival)
Have you ever seen the rain 】 (雨を見たかい)は、誰もが聴いたことが
ある名曲で、これまでにも多くのアーティストたちにカバーされています。


歌詞の要点だけを雰囲気100%で訳すと、こんな感じでしょうか。

  <雨を見たかい?>

  ずっといいことなんかなくて、土砂降り続きの人生だ。

  でも、誰かが言っていた。

  「大雨の後は、晴れた空から、それはそれは綺麗に輝く水滴が降るんだ」って。

  ねぇ、君はそんな虹色に輝く雨を見たことがあるかい?

  大丈夫。 きっともうすぐ、最高の虹を見られるさ。



サンフランシスコでは、大雨の時、その雨が風に乗ってゴールデンゲート・ブリッジ
を越え、サンフランシスコ湾上空に飛ばされることで、そちらは晴れているのに
雨粒が降ってきて、美しい虹が架かることがある・・・様子をイメージして作られた曲
なのだそうですが、

この楽曲がリリースされた1971年は、ベトナム戦争が泥沼の時期で、何度も出て
くる「rain」は、戦争に使用された、辺り一面の全てを高温で焼き尽くす「ナパーム弾」
を意味する隠語でもあったことから、アメリカでは「反戦歌」として、放送禁止音楽に
指定された経緯があります。

70年以降のロックには、「泥沼化するベトナム戦争」と「ロックの祭典(ウッドストック)」
という、自由の国アメリカの光と闇を「1969年」という隠語で表す楽曲なども多いので、
その意味を感じてメッセージを読みとると、とても考えさせられるものがあります。


Have you ever seen the rain 】 も反戦歌として訳すと、こんな感じでしょうか。

  <地獄絵図って見たことあるか?>

  わかってるよ、それは止められないって。

  でも、教えてくれよ。
  あんたは爆弾の雨が降ってくるのを見たことあるか?

  俺には想像もつかないぜ。
  空から爆弾の雨が降り注いでくる地獄絵図なんて。

  俺らの国が爆弾の雨を降らせているなんて。



リリースから26年後、沈黙を破って本人は「反戦歌ではなかった」と否定しましたが、
もし本当にそうなら、それは放送禁止になった時に発信するべきことですから、
時代背景を考えると、やはり、アーティストというメッセンジャーとして、意図的に、
二重の意味を込めた楽曲なのでしょう。





世の中の支配者、既得権益層の方々に言いたい。

平和な世界を望みながら、地球上で、絶え間なく殺戮が行われ続けている事実に
ずっと耐えてきましたし、これからもそれはまだまだ続くのでしょう。

私から何を奪っても構いませんが、
どうか、妻や妹や子ども達を、あなた達の醜い争いに巻き込まないでください。  


  



Posted by exceedblog at 17:21clip!想いを込めて