January 03, 2019

未来への投資

生きづらい立場の子供たちを支援するような、様々な尊い活動に参画
してくださっている、あるいは、これから参画してくださる皆様に、
一言だけ言わせてください。

どうか、「かわいそう」だからと「同情」して、ボランティア活動を
しないでほしいのです。 誰もそれを望んでいません。


今の世の中は、自分のコトだけ考えて上手いことやった者が勝ち、
他人のコトを考えて実直に生きる者は独りで背負込んで沈んでいく、
という図式が出来上がっているように思います。

私は「いいコトをしたら、いいコトが返ってくる」と、胸をはって
子供に語りたいし、どこの家庭でもそうあってほしいと願います。


生きづらい立場にいる(いた)子供たちだからこそ、苦しい時に
誰かに信じてもらって、支えてもらって、後押ししてもらえたなら、
きっと彼らは強くなって、きっと優しく育って、
いつか大人になった時、世の中の様々な場所でその役割を果たし、
優しさと愛しみのある社会を創っていってくれると思っていますし、
そうして、この国の未来をも変えていってくれると信じています。


だから、

他人の子に愛を与えること、ほんのちょっとの手を差し伸べること、
めざす所へ向かおうとしているその背中をそっとひと押しすることは、
自分の子どもの将来の幸せにも直結する、「この国の未来への投資」
なのだと思うのです。(参照:我が子を支え育てるもの)


どうか、「かわいそう」だからと「同情」して、何かを「してあげる」
のではなく、

彼らの瞳の中の光を信じて、「この国の未来への投資」をしていただきたい。


  



  



Posted by exceedblog at 04:41clip!想いを込めて | 閲覧回数の多い記事