November 15, 2008

原理原則に生きる

たいていの場合、「事実」と「解釈」には温度差があります。
時には、両者がまるで正反対なことさえ頻繁にあるものです。

それは不可能なのか、そう“思えた”のか。
彼に侮辱されたのか、そう“感じた”のか。
必要とされていないのか、そう“感じた”のか。
簡単なことなのか、そう“思えた”のか。
役に立てなかったのか、そう“感じた”のか。

悲しむべきは、そう思ってしまうことであり、本当に不幸な
ことは、そう感じてしまうこと。 その心の状態。

歓びとは、感謝であり、感動であり、感銘であり、感激であり。
時に激しく、時に静かに、心にあたたかいバイブレーションが
沸き起こること。


かっこいいことや凄いことなんか、何ひとつできなくたって、
誰にも褒めてもらえなくたって、目の前にいる、自分にとって
大切なその人の、心の闇を振り払い、そこに灯をともすことが
できたなら・・・心を与えることができたなら・・・

その生き方は、そのあり方は、とても素敵だと思う。


  ビジネスの原理原則は
    「お客様の問題を解決し、必要を満たすこと」



そこには、私のためにとか、今の私にはとか、私ゴトは一切ない。
全てが“あなたゴト”であり、ベクトルはFor You。

私ゴトで悩む暇があるのなら、その時間とエネルギーを、大切な
ことのために、大切な人のために、心を込めて、想いを込めて、
一心不乱に注ぎ込めばいい。

それが原理原則に生きること。


ただし、自分を犠牲にしてはいけない。
何故なら、相手はそんなものを望んでいないのだから。

本当に自分を大切にするということは、自分に本当の歓びを与える
ことであり、すなわち、人に心を与えることで自分を生かすこと。


  それを貫いた時、あなたは誰からも必要とされ、
     その事業は、世の中から必要とされるのです。


苦しい時、涙が溢れる時こそ、ベクトルを自分に向けることなく
目の前の人に向けてあげてほしい。

そんな今こそ、その人の心の痛みが手に取るようにわかり、そして
今の自分にこそ、その人の心に灯をともすことができるんです。


今やらずして、いつやるのですか?

あなただからこそできるんです。   違いますか?