December 27, 2009

はてしない道程の向こうに

「○○な人のために△△することが、私の使命なんです!」

いろいろなことを乗り越えて、本当の自分と向き合った時、
長い時間をかけて、こんな結論に至ります。
そう思うことで、自分の“存在価値”を見出せたりします。

 ○○な人とは、あの日の自分(と同じ様な境遇の人)。
 △△とは、あの日の自分が心の奥で求めていたもの。

突き詰めると、自分の親子関係に起因していたりします。

本当は子どもの頃に、お父さん・お母さんに、わかってほし
かったこと、認めてほしかったこと、してほしかったこと。
それをしているだけなのかもしれません。

だとしたなら、その使命や天命とは、
自分の過去を乗り越える作業をしてきただけのこと。
修行とかトレーニングに近いもので、確かに、誰かのため
でもあるのだけれど、本当は自分自身のためにやっていた
のかもしれません。
あるいは、頑なにこだわってきたけれど、ただのツールや
ルートの1つにすぎなくて、そこへの依存と執着を取り
払えたら、もっと自分らしいモノが目の前にあったりする
のかもしれません。


あなたに、いつか気付いてほしいこと。

もっとずっと長い時間軸で見た時に、
もっとずっと大きな視野で見た時に、
もっとずっと遠くから聞こえる大いなる意志に耳を傾けた時、

そうして乗り越えて強くなって、成長してたくましくなった
その先に、自分はどこに向かっていくのか、どこでどんな
役割を果たしていくのか、どのような意志に身を委ねるのか、
ということ。

その未来図を見出せたなら、

過去の呪縛を乗り越えるための、とても辛くて苦しい行程は、
めざすところへ飛び込むためのチャレンジ・ステップアップ
に置き換わり、心から楽しみながら進めるものになります。

そこへどうしても行きたいから、最も必要なプロセスを経験
することができる、この人生を選択したんですよね。

だからこそ、全てを楽しんでチャレンジしてください。
起こる全ての物事に、出会う全ての人々に、心からの感謝を
して生きてください。
そして、たくさんの感動体験を生み出してください。

その先にある世界は、きっと、もっと眩しい。