January 18, 2014

自分を好きになる、大切にする

結局、いつも最後はそこに行きついてしまう。


   自分を好きになる。

   自分自身を大切にする。


言われなくても、できることなら本当はそうなりたいし、そうしたい。
自分自身のことを好きになってあげたい。 受け入れて認めてあげたい。

でも、それができない。
自分のことを好きになれない。

人には優しくできるのに、人のことは大切にできるのに、好きになるのに、
自分自身のことだけは、どうしても好きになれない、大切にできない。


そんな人は、無理して自分を好きになろうとしなくていいと思う。
そんな拷問から、自分を解放してあげてもいいと思う。


だって、もしも誰かが無理してあなたを好きになってくれようとしても、
必死に頑張ってあなたを大切に思おうとしてくれたとしても、それでは
あなた自身はちっとも嬉しくないはずだから。

そもそも、誰かを好きになるのは、気がついたら好きになっているものだし、
誰かを大切に思うのは、自分がそうしたくて勝手に大切に思うのであって、
決して、頑張ってすることではないはずだから。


だからもう、無理して自分を好きになろうとしなくていいと思う。
本当は好きになりたかったんだ、って認められたら、それで充分だと思う。

自分を好きになれない自分自身を、許してあげていいんだよ。



でもね、

もしも、あなたにとって大切な、かけがえのない存在の誰かがいるのなら。
その大切な人の瞳に映るあなたという存在を、粗末に扱ってはいけない。

もしも、あなたが大切なものを誰かに届ける使命を果たすつもりがあるのなら。
待っている人の前に現れるあなたという存在を、粗末に扱ってはいけない。

たとえあなた自身が、自分の価値を認めることができなかったとしても。



想像してほしい。

もしも、あなたが大切に思う人や、あなたの子供が、自分を好きになれなくて、
自分のことをダメな人間だと思っていて、自分には価値がないと思っていて、
自分には幸せになる資格がないんだと、心に真っ暗な闇を抱えていたとしたら。

。。。あなたは、自分の身を引き裂かれるより痛くて辛いよね。

もしも、かつてあなたに大切なものを手渡してくれた人が、自分自身のことを
とても粗末に扱いながら、あなたのためにそれをしてくれようとしていたら。
それでもあなたは、果たしてそこでそれを受け取ることができただろうか。

。。。きっと、私のことはいいから自分自身を大切にして、って言ったよね。



あなたの子供が大切にしているものを、今一度よく見て。
そこには、ゴミクズにしか見えないものがいくつもあるでしょう?

あなたの大切な人が、楽しそうに語る思い出話を今一度よく聞いて。
そこには、取るに足らないくだらないことがいくつも出てくるでしょう?


あなたにとっては価値がないように思えるそれも、彼らにとっては
かけがえのない宝物で、大切なもので、愛しい存在に他ならない。

あなたが大切に思う人にとって、
あなたを待っている人にとって、あなたという存在も、それなんだよ。

たとえあなたにはどう見えても、彼らにとっては価値があるんだよ。



人は誰でも、生きているんじゃなくて、生かされている
あなたも誰かや何かによって、ずっとこれまで生かされてきたでしょう?

あなたが大切に思う人も、
あなたを待っている人も、やっぱり誰かや何かに生かされているんだよ。

彼らにとっては、あなたという存在は、その一部なんだよ。


だからね、

あなたは、彼らにとって大切な「あなたという存在」を、預かっているんだ。
あなたが大切に思っている人たちから、あなたを待っている人たちから、
「あなたという存在」を、預かっているんだ。

あなたは、あなたのものじゃない。
あなたは、彼らの大切なものなんだ。
あなた自身は、その大切なものを預かっている人に過ぎないんだ。



鏡に映った自分を見て、あなたの目にはどう見えたとしても。

大切な人の大切なものを、
大切な人の大切なことを、
待っている人の待ち望んでいるものを、

大切に、心を込めて、愛しんで、磨き上げて、

あなたという存在を、

ちゃんと預かってあげようよ。
ちゃんと届けてあげようよ。
ちゃんと育ててあげようよ。
ちゃんと大切にしてあげようよ。


たとえ他に何ができなくても、他に立派なことが何一つできなかったとしても、
その一番大切なことができたなら、
あなたの大切な人は、あなたを待っている人は、きっと歓びと幸せを感じられる。

それこそが、あなた自身にとっての、一番大切な歓びと幸せのカタチだよね。



だから、

ちょっと冴えない容姿をしていても、
ダメなところや許せないところがいっぱいあっても、
取るに足らない、価値のないように見えるあなたかもしれないけれど、

あなたという存在を、

好きになっていいんだよ。
大切に思っていいんだよ。
許してあげていいんだよ。
幸せになっていいんだよ。


鏡に映った自分に、「大好きだよ」って声をかけて、栄養を与えてあげよう。
大切な人の大切なものとして、自分自身を愛しんで、大切に預かってあげよう。

毎日、あなたの大切な人の代わりに、あなたを待っている人の代わりに、
「生まれてきてくれてありがとう」って、一番素敵な笑顔で微笑んであげよう。


あなたには、間違いなく価値がある。

あなたという存在は、誰かにとって、かけがえのない、大切な存在なのだから。