August 23, 2020

それを自力で掴み取る

夏の大会も終わり、中学3年生の息子が学校の部活(野球部)を
引退したが、午前中に引退式を済ませた足で、そのまま午後から
硬式野球クラブに入門して、硬式野球を始めた。

彼は、受験勉強の方でも最難関校をめざして頑張っているので、
親としては、本当にやりたいと思っていることを、やりたいだけ
おもいっきりやらせて、それをただ精一杯に応援するだけだ。


本当にやりたいことをおもいっきりやる。

言葉で言うのは簡単だけど、実際には、生涯で一度も(あるいは
大人になって久しく)その機会なく、閉塞感の中で毎日を悶々と
生きている人がどれだけいることだろうか。


ドラマや映画で、主人公が生き方に行き詰まった時などに、
満天の星空を眺めたり、地平線を眺めたり、オーロラを見たり、
高層ビルの屋上から地上を見下ろしたりすることで、人生が
大転換して、本当に生きたかった自分らしい人生を歩み始める...
なんていう演出がずっと使われ続けている、ということは、

ほとんどの人が(あなただけではない)、本当はもっと自分らしく
生きたいと感じているが、いまだブレイクスルーのきっかけがなく
閉塞感を抱いていて、
なおかつ、
ほとんどの人が(あなたも含めて)、壮大なもの(景色とか)を
見たり感じたり体感することが、そのブレイクスルーのきっかけ
になるであろうことに実は共感している...のだと考察できる。


本当に生きたい人生を生ききる。

昔から「かわいい子には旅をさせろ」と言うが、人生において
大切な「それ」を自力で掴み取る(させてあげる)ことこそが
大事なのだというわけだ。


経営コンサルタントとして、
「花屋は花を売っているんじゃない」
「お客様は花屋に花を買いに来ているんじゃない」
という趣旨の、
「あなたの会社は何を売っているのですか?」
「あなたの会社は何を売っていくのですか?」
という、
商売の根幹にかかわる話をする際に、事例の1つとして何度も
名指しで紹介してきた中村隊長の著書を紹介します。

良いことも辛いことも、考えさせられることも、エクスプローラ社
のことも1つ1つ誠実に語られている、嘘偽りの無いドラマチック
な物語を通して、大切な「それ」に気づかせてくれます。

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Posted by exceedblog at 13:03clip!
December 27, 2016

目線の違い

ウサギとカメの競争は、ウサギが居眠りしている間にカメがゴールして勝ちました。
 
「油断したからウサギは負けたんだ。」
「居眠りしなければ、ウサギは当然勝てたんだ。」

。。。果たして本当にそうだろうか。


ウサギは、カメに勝つことが目的だったから、負けるはずのないレースに油断した。
仮に居眠りしなくても、ウサギの意識は最後までカメだけに向けられていた。

対するカメは、ただ全力でゴールだけをめざしていた。

その両者の目的の違い、見ている目線の違いに目を向けた時、
「居眠りしたから」というのは、たまたまそういうカタチに顕れただけのことであって、
実はスタートラインに立った時点で、カメが勝つに決まっていたのではないだろうか。


事業は社長の器を超えられない!

思うような成果が出ないのは、
社員の能力の問題ではなく、社長の目線の問題なのではないだろうか。
あるいは、社員の目線を上げられない、社長の姿勢の問題なのではないだろうか。


2014/10/05 Triple Win Business Revolution より  


  



Posted by exceedblog at 02:00clip!
February 17, 2016

エモーショナル

仮に地上の全てを見渡せたとしても、唯一見えていないのは
足の裏に隠されている、今まさに自分が立っている場所。

これからどこへ行こうとしても、どこへ向かうためにも、そこを
踏みしめなければ、思い通りに次の一歩を出せません。
 
今自分がいる場所の正体を知り、何故自分がそこに立っている
のかを知り、本質的なグラウディングをした上で、
身体のチャクラを解放し、
自分の想いを開放し、
自分の全てを活かして、人と、世界と、未来とグルーヴしていく。

メッセンジャーになる。
 
 
この15年間で、俳優・歌手・講師・事業主...の進化成長を後押し
させていただきましたが、
わかりづらいけれど、わかりたい人にだけわかる表現をすると
エモ−ショナル・トレーニングは、そんな感じのものです。
 
 ・自分自身をブレイクスルーさせたい方。
 ・事業をブレイクスルーさせたい方。
 ・人に良い影響を与えていけるようになりたい方。
 ・大切な人の心に寄り添えるようになりたい方。
 ・講師・事業主・俳優・歌手として本気で成功したい方。
 
 
エモーショナル・トレーニングについての詳細は、こちら >>

 ※受講した方からのご感想(1)
 ※受講した方からのご感想(2)  


  



Posted by exceedblog at 08:09clip!
April 27, 2015

無意識に相手を傷つける会話

誰かの「意見」や「アイデア」や「言動」が、自分の考えと異なっている時、
「それは違うな」「全然ダメでしょ」「そうじゃなくって」「違う違う」...など、
まず否定する言葉を言ってから自分の見解を述べるのがクセになっている人
(ひどい時には相手の言葉をさえぎってまでダメ出しをしたり)って、実は
ものすごく多いように思います。

妻に対する夫、彼女に対する彼氏、部下に対する上司、生徒に対する教師、
子供に対する母親、あなたに対するライバル、誰かに対するあなた...


本人にその気が有ろうと無かろうと、
 
相手の見解を否定した瞬間に、勝ち負けをつける【バトル】開始のゴングが
鳴ってしまい、事実上、そこからはもう会話ではなくなってしまうのです。
(会話をしている、対話をしている、と思っているのは自分だけ)

そして同時に、

夫に否定された妻、彼氏に否定された彼女、上司に否定された部下、
教師に否定された生徒、母親に否定された子供、ライバルに否定されたあなた、
あなたに否定された誰か...は、

自分の「見解」を否定されたのではなく、
「自分自身」のことを否定された、「自分の尊厳」を踏みにじられた、と
感じてしまう
のです。

だって、最初の第一声からいきなりダメ出しされているのですから。


もしもあなたが、

まず否定する言葉を言ってから意見を述べるのがクセになっていたとしたら、
あなたは、きっとこう言うでしょう。

「否定なんてしていない」「会話をしようとしただけ」「自分の見解をわかって
もらいたかっただけ」「相手のことを思ってしっかり議論しようとしているのに」...

でも相手は、

いきなり戦いを挑まれ、自分を打ち負かそうとする言葉のミサイルに傷つき、
自分自身を否定され、尊厳を踏みにじられ、それはそれは悲しい思いをしている
のです。毎回。


そんなことは思ったことも無いでしょうから、覚えておいてください。
だから今、この国のお母さんたち、子供たちは、自己肯定感を失っているのです。


反対に、もしもあなたが、

まず否定する言葉を言ってから意見を述べる人と関わっていて、会話の度に、
「自分自身を否定された」「自分の尊厳を踏みにじられた」と感じて、傷つき、
自己肯定感を失いそうになっていたり、過去にそういう体験をした記憶を今も
引きずって生きていたなら、覚えておいてください。

相手はあなたの見解と異なる自分の見解をきちんと述べることで、あなたと
キャッチボールをしたかったんです。
でも本当は、確かな自信があるわけでもなかったり、自分のコミュニケーション
能力が稚拙であることは認めたくない。その弱さが、彼にそんな言い方をさせて
しまって、その結果、あなたにそう感じさせてしまっただけなんです。

「あなたの見解」が否定されたのであって、相手は決して「あなた自身」を
否定したのではない
んです。



会話(議論)には、2種類のコミュニケーション手法があります。


1つは 【 バトルトーク 】

たとえ静かな口調や丁寧な口調で話したとしても、どちらか一方でも
「それは違うな」「全然ダメでしょ」「そうじゃなくって」「違う違う」...など、
まず最初に否定する言葉を言ってから自分の見解を述べてしまうと、
それはもう戦いなんです。

行き着く結果は、Win-Loseしかありません。

でも、たいていの人が、無意識にこれをやってしまう。
その会話で、もしもあなたが満足する帰結点に至れたなら、あなたの正しさが
証明されたなら、相手は間違いなく敗者として、心は傷だらけになっているのです。


2つめは 【 ブレストトーク 】

ブレーンストーミング。
見解を述べる際、まず相手の見解を受容する・肯定する。共生共助の関係づくり。

相手の見解が自分の見解と少し違っていたとしても、相手の発想や取り組みや
真剣さを尊重して、まず一旦、相手の見解を受容する・肯定する。
「なるほどね」「そういう考えも面白いね」「そうきたか」「自分もそう思ったことがある」
「今その意見を聞いて思いついたんだけどさ」...から、否定の無いキャッチボール。

あなたが黄色で、相手が青だとしたら、お互いの色を認め合い、肯定し合いながら、
どちらが正しいかではなく、純粋な黄色と純粋な青を合わせることで、そこに
緑という最高の帰結点を創造していく、エンゲージメントのコミュニケーション。



無意識にバトルトークをしてしまう人は、思い浮かべてみてください。

学生時代に、自分の意中の異性に対して、ドキドキしながらやっとの思いで自分が
投げかけた言葉に対して、大好きな大好きなあの人が、

「それはちょっと違うんじゃない?だってさ・・・」なんて言葉から意見を返してきたら...

きっと、引きつった笑顔で「そっかー」なんて返すものの、もう頭の中は真っ白で、
自分の「意見」が否定されただけなのに、自分自身の全てが根こそぎ否定された
かのようなショックを受けて、「もうダメだ」「カンペキに終わった」って、心の中には
暗黒の世界が広がって、膝から崩れ落ちてしまいますよね。

あなたのことが大好きな奥さん・恋人に対して、
あなたのことを尊敬している部下に対して、
あなたのことが大好きな子供たちに対して、

。。。あなたは毎日それをやっているのです。

仮にあなたの意見が常に100%正しい最高のものだったとしても、大切な人の
大切な部分を踏みにじり続けているあなたのコミュニケーションのあり方は、
とても残酷であり、とても暴力的であり、とても支配的なんです。

だからもう、正当性の主張とか、正しさの証明とか、必要ないんだって自分に
言い聞かせてください。
自分自身のことを、あるいは過去に間違った自分自身や、過去に自分を貶めた
誰かを、もう許してあげてください。



バトルトークをされて傷つきグセが出来ている人は、そろそろ気づいてください。

「自分を否定された」「傷つけられた」「尊厳を踏みにじられた」は、あなたが勝手に
感じたもので、誰もあなたのことを責めていません。

想像してみてください。

もしもあなたが、愛する我が子のことを大切に思い、懸命に大切なことを伝えた時、
子供が「どうせボクはダメな子さ」「お母さんはワタシのことが嫌いなんだよね」って
涙ながらに呟かれたら...

言い方に問題があったかもしれない。
上手に伝えられていなかったのかもしれない。

でも、母親として、我が子を誰よりも素晴らしいと思っていることや、何よりも大切に
思い愛していることが伝わっていなかったことに、わかってもらえていなかったことに、
立ち直れないくらいのショックを受けますよね。

わかりますか。
自分の意見を否定されただけなのに、自分自身を否定されたと思い込むあなた
こそが、相手の尊厳を踏みにじり続けているのです。

だからもう、自分自身のことを認めてあげてください。
いつも自分を否定してくるように思える誰かを、自分のことを認めてあげられない
自分を、自分のことを好きになれない自分のことを、もう許してあげてください。




愛する我が子には、愛する人には、
いつでも、いつまでも、大切な人の大切なものを心から大切にする生き方をして、
美しく輝いて、人からも大切にされて、歓びと幸せを生きてほしい、と思います。

だからこそ、彼らに対して、いつでも自分が、
大切な人の大切なものを心から大切にして関わり続ける。


当たり前に世間に蔓延しているバトルトークによる負のスパイラルを断ち切って、
自分自身がされてきたこと、無意識にしてしまってきたスパイラルを断ち切って、
はっきりと意識して、
大切な人と会話をする時には、まず相手を受容・肯定する「ブレストトーク」で。  


  



Posted by exceedblog at 00:16clip!
September 15, 2014

自分が成功モデルになる

先日、子供たちが参加している少年野球チームの練習に、チームOBの
元プロ野球選手や、NPB職員や市議会議員として活躍中のお兄さん達が
来てくれました。

子供たちは、貴重なアドバイスに耳を傾け、一挙手一投足に目を凝らし、
バットスイングの空気を切り裂く音に驚き、一緒にノックをうけてくれる姿に
歓声を上げ、それはそれは、思い出に残る楽しい1日を過ごしました。

帰ってきてからも、寝るまでずっと、昼間の出来事を1つ1つ全て忘れまい
とするかのように、二人とも夢中で話し続けていました。


この日、子供たちが手にしたものは何か。

教わったアドバイス、目に焼き付けた姿、褒められて得た小さな自信。。。
どれも貴重なものではありますが、特筆すべきは、

今の自分が居るまさにその場所から、プロ野球選手になった人がいる。
今の自分がやっていることと同じことをして、夢を叶えた先輩がいる。
今の自分がしているのと同じ経験を活かして、社会で活躍する先輩がいる。

という事実を体感したことで、
今の自分と、将来の夢や未来の姿が、つながって感じられたこと。
自分自身が持っている可能性の深さと幅を、感じられたこと。

夢を追いかけたい(手にできるかどうかわからない/自分にできるのか?)
から、夢はかなえられるんだ、だから自分も「夢を追いかけていいんだ」と、

今の自分、未来の可能性を、自分自身のチカラで自己承認できたこと。

この体験こそが、
本当にプライスレスな、彼らの素晴らしい財産となっていくのだと思います。


ビジネスの本質は子育てと一緒です。

あなたの事業は(たとえどんなにささやかなモノであったとしても)、
それが産声を上げた時から、あなただけのモノではなく、それを待っている
お客様のためだけでもなく、

いつか後に続こうと、自分らしい生き方・社会との関わり方を模索しながら
自分の可能性を信じようとしている誰かにとっての成功モデルでなければ
ならないのです。

だからこそ、
その想いに胸を張り、その想いを貫いて、事業を成功させなければなりません。


「ガンバレ」とか、「大丈夫だよ」とか、「それでいいんだよ」とか、
言ってもらえると嬉しい言葉、チカラを貰える言葉はたくさんありますが、
一番素敵なことは、

大切にしたい人が、それを自分で自分自身に言えるようにしてあげること。
すなわち、
今は同じ場所にいるあなたが、そこから掴んでみせてあげること。

あなたに自信があるとか無いとか、そんなものはどうでもいい。
あなたを待っている人、じっと見ている人が、自分に自信を持てればいい。


あなたは既に注目されています。
その事業は、既に、期待されているのです。  


  



Posted by exceedblog at 10:30clip!
May 16, 2014

星に願いを

中学2年生の時、どうしてもどうしても叶えたい、実現させたいコトがあって、
でもその時の状況では、それはキセキでも起きない限り実現不可能だったので、
「流れ星が消えるまでに3度願いを言えば叶う」を実行しようと、ペルセウス座
流星群に合わせて、静岡まで行ったことがあります。

満天の星空で天体ショーが始まると、流れ星を見つけてから願い事を口にしても
間に合わないので、願いをあらかじめ短い言葉に変えて、ずっと唱え続けること
1時間半...ついに流れ星が消えるまでに3度言いきることに成功したのでした。

その後深夜まで、今の自分では何が足りないか、その時までにどうなっていれば
届く可能性があるか、そのためには、どれだけの準備と努力の積み重ねが必要で、
それをどのように実行するか...思いつく限りをノートにまとめて、実行計画は
帰りの新幹線の中で、ようやく描ききれたのを覚えています。

それから2ヶ月間、全力でそれを実行して、ついに迎えた勝負の時。
キセキの連続はいとも簡単に起きて(起こして)、願いは実現したのでした。


果たして、流れ星に願いをかけたから、願い事が叶ったのか。
それとも、必要な努力をやりきったからそれが実現したのか。

いずれにしてもそこにキセキが起こり、努力は報われたのです。


あの時、欲しかったもの。
あの時、手に入れたもの。

どんなにささやかな望みであったとしても、気持ちだけでは追いつかないもの。


     <希望><可能性><心の支え>、

              そして<コミットメント>。


それが無ければ、たとえ綿密な計画をたてても、素晴らしい手段を講じても、
決して扉は開かれないし、決してそこに辿りつけはしないのです。


自分の中にこだまする「やっぱり無理だ」の声に、ただ耳を塞ぐのではなく、
可能性を信じられる、希望を持てる<心の支え>(コトだったりヒトだったり)
を掴んで離さず、自分自身を<成長>させていくことで、本当に「強くなる」。

実現・達成するには、自分自身を<成長>させることこそが唯一の鍵なのです。

キセキを起こすには、
「強がり」を捨て、<成長>することで本当に「強くなる」しかないのです。



今でも毎晩のように空を眺めては、子供のこと、大切な人・愛する人のことを
想って、星に願いをかけます。

今日の出来事が、この子の成長の機会となりますように。。。
これからの出来事が、大切な人を強くしてくれますように。。。





あなたの望みは何ですか?

実現したい、成功させたい、守りたい。。。そこにはどんな「想い」がありますか?

その計画は、自分自身に、それに相応しい<成長>の機会を与えていますか?



どうしても成功させたい事業なら、そこに大切な想いがあるのなら、

     今すぐ計画を立てろ!
     絶対にキセキを起こせる計画を!!
  


  



Posted by exceedblog at 05:33clip!
February 08, 2014

ルーベンスに憧れて

西洋絵画


中学生の頃に絵画集を手に入れてからは、決まって日曜の午後に模写をした。


ルーベンスの赤。質感。

フランダースの犬で、ネロ少年が夢にまで見たルーベンスの絵画。
ノートルダム寺院に飾られているものでは「聖母被天昇」のタッチの柔らかさ
も素晴らしいが、「キリスト昇架」の構図と質感は、絵画の最高傑作だと思う。


フェルメールの青。光。

「真珠の耳飾りの少女」に代表されるフェルメールの青は、ラピスラズリから
作り上げたウルトラマリンブルー。 青ばかりが注目されがちなフェルメール
だが、唇にのせたハイライトの白のように、彼の光の使い方は秀逸だ。


ダヴィンチの黒。陰影。

どうしても同じタッチが出せないのは、彼が左利きだからだと思っていたが、
やがてその理由が、陰影が影によって醸し出されたものではなく、閲覧者の目
を光源とした、実は影の無い非リアリズムで描かれたリアルにあったと気づく。


彼らのタッチを徹底的に追いかけることで、
そうした技法やカタチを生み出すに至った、作者の想いの源泉に触れていく。



   コトをマネるだけでなく、そこにある意図に気づけ!

   意図に気づけなければ、気づけるまで徹底的にコトをマネろ!



お客様や部下になかなか真意が伝わらない、というご相談を受けることがある。
そういう時、それではこのように伝えてみてはいかがですか?とアドバイスを
するのだが、たいていは即答で、「そんなようなことは言っているんですよね」と
反論が返ってくる。

そんなような...

その僅かな違いに、実は決定的な違いがある場合が往々にしてある。



「本日はご来店いただき、誠にありがとうございます」

これは、館内放送などでよく聞くフレーズだが、「ありがとう」という言葉
使用しているものの、要するに、これから自分都合のご案内をさせてもらう
ための、ご挨拶にすぎない。

しかし、同じご挨拶であったとしても、他にも競合がある中で、自社を選んで
足を運んでもらったことへの「感謝の気持ち」を込めるとしたら、

「本日は当店にご来店くださり、誠にありがとうございます」となる。


同様に、交流会などで名刺交換した相手に早速のメールを出す際、たいていは

「本日は名刺交換をさせていただき、ありがとうございました」

という書き出しで始める人が多いが、一期一会の感謝の気持ちを込めるとしたら、

「本日は貴重なお話を聞かせてくださり、ありがとうございました」となる。



似たような努力をしていても、結果は、次々と達成して進んでいく僅かばかりの者と、
いつも惜しいところで終わっていつまでも進めないほとんどの者、とに分かれる。

たとえそっくりなコトをしても、その意図に気づき、そこに込められた想いを感じ、
それを体顕しない限り、それは全くの“似て非なるモノ”にしかならない。  


  



Posted by exceedblog at 06:53clip!
December 07, 2013

コミットメント

想いを込めて、事業に命を吹き込んだその日から、
その事業は、あなたと同様に生かされているのです。

自分が生み出したものでありながら、託された預かり物なのです。
待っている人がいるのですから。


とても辛かったことでしょう。

とても苦しかったことでしょう。

それは一生、誰にもわかってもらえないかもしれません。


でも、

それを自分が誰かにわかってもらうことよりも、
誰かの苦しみをわかって、寄り添って、心からの笑顔を取り戻させて
いくことに、すべてのエネルギーを注いで全力で生き抜いてください。


生き方と在り方を一致させる。


成功したい、成功させたい、じゃダメなんです。
何があってもあきらめないで、絶対に成功させなければならないんです。


そういう覚悟で、
大切なことを本当に大切にしてください。


一番素敵な未来は、そこにあります。  


  



Posted by exceedblog at 20:07clip!
November 01, 2013

伝える を 伝わる に変える

プレゼンテーションについての講義を求められる機会が多々あるのですが、
「伝える」で苦労をなさっている方はとても多いのだな、といつも思います。

ビジネスではそれが事業成果に直結しますし、子育てにおいても、夫婦関係
や恋愛においても、あるいは家族や友人関係でも、コミュニケーションとして
の「伝える」は、必要不可欠にして、最大の難題なのかもしれません。


テクニカルな面で言えば、

・言葉や表現によって話題を魅力的に見せて相手の気持ちを引き付けるとか、
・しゃべり方とかテンポとか間によって相手をますます引き込んでいくとか、
・図や写真を見せたり場面を想像させたりして臨場感を引き出していくとか、
・大事なキーワードは言って聞かせるのではなく本人の心に湧き上がらせるとか、
・効果や演出を最大限に発揮してエンターテインメントとしてそこに顕すとか、

いろいろな手法があるにはあるのですが、
本当の意味で「伝える」をしたい(「伝わる」にしたい)のであれば、まず何より

・本当に伝わってほしいこと
・そのために共有しておかなければならないこと
・その場の状況や相手の今の気持ち

を見極めるクセを持つこと、つまり、本質を見る目を養うこと
が大事なんです。


たとえば、

小さい子がお母さんに話をする時、何から何まで全部並べて一所懸命に話す
のだけど、こっちは夕飯の支度で忙しいので、「何を言いたいの?」「それで?」
「だからどうしたの?」・・・っていう感じになって、最後は仕方がないから
「ふーん、良かったね」で、話が終わり、互いに煮え切らない感じになったり。

こんな風に、話下手な人は、とても楽しいことがあったり、とてもびっくりした
ことがあって、共感してほしいのに、共有したいのに、自分がしゃべると話が
ちっとも面白くない。 だから必死にしゃべるので、ますます面白くなくなるし
全然伝わらない、ということを繰り返してしまいます。


反対に、熟練者の場合は、

子育てをよく勉強しているし、子供の話をたくさん聞いてあげるけれど、自分の
気持ちはちゃんと「伝わっているはず」って思って、子供を育てよう育てようと
してしまう。 だから子供は、お母さんのことが大好きだから、私の話を聞くんじゃ
なくて「私にお母さんの話をして」「応援させて」「頼って」と、いつも思ってしまう。

「認めてくれているなら、レールを敷かないで私のことは私に決めさせて」
「愛してくれているなら、信頼しているなら、ちゃんと正直につらいことも話して」
「不安や悩みをちゃんと聞いて、一緒に考えて、力になってあげたい」
。。。子供だって、そう思っているんじゃないでしょうか。

マネージメント上手な方が陥る「伝わらない」は、自分はそこそこやっている自負
があるからこそ、話下手の「伝わらない」より問題は深刻だったりします。


あるいは、夫婦の間で、

奥さんはただ話を聞いてほしいだけなのに、物事や気持ちを整理するために
吐き出したいだけだったり、共感してほしいだけなのに、夫の方は一所懸命に
アドバイスしようとしたり、問題解決してあげようとしたり、貢献してあげたい
一心で(この「してあげたい」も問題ですが)、頓珍漢なことになったり。

奥さんは、最初にちゃんと伝えておくべきことがあるんです。
ご主人も、そんな奥さんの気持ちをちゃんと汲み取るべきなんです。

でも、やっぱり奥さんは、恥ずかしがらずに、ちゃんと
「大丈夫だよ」「俺は君の味方だよ」「がんばれ」って、「言ってほしい」ということ
を言わないと、伝わってほしいことが伝わらないですよね。


家庭の中や友人関係で起きている「伝わらない」は、ビジネスでも全く同じこと
を引き起こしているはずです。
ただし、嫌だと思う人は離れていくので、それは見えづらくわかりづらいです。

・商材の良さや事業の意義が伝わらない。
・想いや情熱が伝わらない。
・誤解されやすい、最初はいいのに次第に距離が離れていく。


それは、売上や事業成果に直結します。


もし、「伝える」を極めたい(営業力とかクロージング力を持ちたい)のなら、
テクニカルな訓練を受けて、営業の達人になるのも選択肢ですが、それは
あなたに向いているのか、本当の問題解決になるのかは疑問です。
(別記事参照)

口下手でも、照れ屋でも、人間的なコミュニケーションの本質に迫って、
共感してもらえるような、分かち合えるような、親子や夫婦で交わしていきたい
モノと同じ「伝わる」でビジネスをしていきたいのなら、

見極めるクセを持つこと、つまり、本質を見る目を養うことです。


【伝える】を【伝わる】に変える。

ビジネスと子育ては全く同じ。

どちらかのフィールドで体現できれば、必ずもう片方のフィールドでも体現できる。
新たな気づきや学びは、どちらのフィールドにおいても体現できる。


Sync of Emotional Vibration.

想いの波動を同期させる。

心が震える感動。。。
心に響くメッセージ。。。
すべてはバイブレーションです。

自分の想いの波動を大切な人の胸の鼓動と同期させて、分かち合い、分かり合う。  


  



Posted by exceedblog at 03:44clip!
November 24, 2012

オンリー1ビジネスを創る

前職でエンターテインメント業界に身を置いていた頃、何人かの
音楽プロデューサーに、同じ質問をしたことがあります。

「これまで聴いた中で、一番素晴らしいと思う曲は何ですか?」

回答として何人もの方が挙げたのは、
Port of Notes 【 何を思うんだろう... 】 という楽曲でした。

理由は、「どこもアレンジができない」「世界観を変えたくない」、
「誰もカバーできない(マネにしかならないので意味がない)」。。。
つまり、一流プロデューサー達をして「オンリー1の楽曲である」と
言わしめたわけです。



いわゆるメジャープロモーションにのった宣伝販売ではなかった
ため、日本中の誰もが知るような大ヒット曲ではありません。

しかし、一度聴いたら忘れられない、何年経っても色褪せない、
心に響く名曲です。


スモールビジネスにおいて、集客や宣伝といった仕組み作りの
問題以前に直面する、
「自分も開業できる=他の誰でも開業できる=競合に埋没する」
という最大の課題において、ブレイクスルーへの唯一となる解は、

オンリー1となるビジネスコンセプト(価値観・世界観)の確立です。

他の誰が似たようなことをやっていても、似たようなモノを作っても、
同じジャンルのものが世の中にたくさん存在していたとしても、

【選んでいただける】だけの【存在意義】、唯一無二の【価値観】、
すなわち、あなた(御社)の【メッセージ】です。

そのように出来上がったオンリー1コンテンツを、
さあ、どのようにして集客・宣伝・顧客化など、ビジネスモデルの
仕組み作りをいくか、というのが経営戦略ということになります。


想いを届けるメッセンジャーとして、

一度ふれたら忘れられない、何年でもずっとお付き合いしたくなる
心に響くオンリー1ビジネス

を構築・展開していきたいものですし、また、もしそうでなければ、
その事業をあなたが生み育てることの意味がありません。


また、これはビジネスにだけ言える話ではなくて、
母親として、父親として、家族として、恋人として、大切な人にとって
オンリー1の存在(メッセンジャー)になる。。。ことが大事ですよね。



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Posted by exceedblog at 04:51clip!