尊敬する方の1人から先日いただいたメールに、このような1文があった。
「本当にやりたい事業か?
この問いには大きなヒントがあります。
是非、ご自分で、この問いと向き合ってください。
答えがある筈です。」
ある領域を超えたものは全てがシンプルで美しい。
ヒット商品のデザイン、数学の方程式、名曲のさび、成功者からのメッセージ・・・、
余分なものが何1つなく必要最小限であり、かつ、美しいバランスなのだ。
最小限にまとめるということは、言い換えれば、補足に必要な残りの要素を全て、
周囲の何かや相手の頭の中のものと結びつけて構築する力がある、ということだ。
そして、力のある言葉、力のあるメッセージ、力のある姿は、人に大きな気づきと
影響を与える。広告に携わっていたせいか、洗練された言葉(キーワード、コピー)
を見ると、つい、そんなことを考えてしまう。
さて、「本当にやりたい事業か?」
私が今取り組んでいる事業に置き換えて答えると、もちろん「YES」である。
本当にやりたい事業に巡り合い携われていることを喜び真摯な気持ちで向き合
っているか、本当にやりたい事業に向けるに値する情熱をかけているか、限りある
「今という時間」を大切に注いでいるか、そして本当にやりたいと思う理由を本気
で周囲に伝えているか。・・・それらも「YES」だ。
でも、「充分か?」「分かち合っているか?」まで突き詰めると、「NO」かもしれない。
「Step by Step」とは、ゆっくりとマイペースで進めるということではなくて、
こういう事と向き合い、自問自答しながら歩を進めていくことがなのだと思う。
また1歩、進ませてくれた言葉に感謝!