May 05, 2006

ペイフォワード

子供の頃から絵画が好きで、小学4年生から高校卒業までは、毎週のように
絵画集を開いて、ダ・ヴィンチルーベンスの絵画を模写していた。

模写することで学んだのは、作者が登場人物にどんな命を吹き込んだのか、
という「想い」を感じきることが何より大切であるということ。

それができなければ決して同じタッチにならない。何かが違うのである。
「似て非なるモノ」にしかならないのだ。


そういう意味では、映画「ダ・ヴィンチ・コード」は、エンターテインメント
であり、いわゆる娯楽作品ではあるのだが、その中で指摘しているいくつかの
問題については、おおいに共感するところだ。


ところで、ここで考えたいのは、
「目に見えるカタチより、目に見えない“想い”をとらえる」ということ。
実際、カタチなんかよりも「想い」の方が、はるかに大切なのだと思う。


  人は誰でも1人では生きていけない。
  いつも誰かに支えられ、勇気づけられて生きている。
  言い換えれば、人は常に生かされているのだ。
  だからこそ、その「想い」に心から感謝すべきだ。
  そして、その「想い」を自分も模倣すべきだ。
  わかりやすく言えば、ペイフォワードである。
  やり方は何だっていい。カタチは問題じゃない。


今までに自分が最も感謝した「想い」を模倣し、ペイフォワードしていくこと。

      そこに向き合えた時、もうブレたり迷ったりすることがなくなる。


いつでも人の本質に目を向けて、そこを感じて生きていきたいと思う。

そして、妻や妹や子供たち・・・
大切な人たちに模倣してもらえるような「想い」を持ち続けたいと思う。  



  



Posted by exceedblog at 03:20clip!想いを込めて