チャンスを活かせなかった。
モノにできなかった。
他人のように上手くできなかった。
見た目も良くない。
コレといったとりえも無い。
もっとこうすれば良かった。
どうして自分はこうなんだろう。
自分のダメさ加減にショックを受けたり、なかなか自分に
自信を持てなくてもいいじゃないか。
ダメなところがたくさんあっていい。
できないことがたくさんあっていい。
大事なのは、だから自分はダメだ、と決めつけてしまわずに、
それを1つ1つ克服していったら、一体どんなに素晴らしい
人間になれるだろう、と想像してみることだ。
音楽に例えるなら、「自分は音痴だ」と認識できている人や、
「今、音をはずした」と理解できる人は、必ず音痴を治せる。
治せない『本当の音痴』は、それに気づくことができない。
視点を変えて、見方を変えてみよう。
日々、自分に「ダメ出し」してめげている人は、言い換えれば
「せっかく気づいているのに大切な次の一歩を出していない人」
である。(救いようのない人は気づくことすらできないのだから)
なんて、もったいない生き方だろう。
なんて、もったいない時間の使い方だろう。
自分を大切にする、ということは、優しく優しくなだめること
なんかじゃない。
本当のあるべき自分(自分らしい自分)になるために、自らを
向上させていく努力をし続けていくことだ。
今のダメな自分、ダメな状況を、終着点(ゴール)とみなすのか、
プロセスとみなすのか、で見解は全く変わってくる。
明日という日があるのなら、今日はプロセスにすぎない。
ゴールが先にあるのなら、今日、気づけて良かったじゃないか。
人間は、努力し続けるかぎり必ず成長する。
ジグソーパズルのピースを合わせていくように、今はまだ未完成の
あなたが、理想の自分に向かって、人としての完成を目指して、
1つ1つがんばっていけばいいだけのことだ。
今はまだ未完成だからこそ、これから先が楽しみなのだ、と思う。