このブログのタイトルは、もちろんクラーク博士の有名な言葉
「少年よ大志を抱け」から引用したものですが、意外と全文を
知る方は少ないので、紹介しておきます。
Boys, be ambitious not for money or for selfish aggrandizement,
not for that evanescent thing which men call fame.
Be ambitious for the attainment of all that a man ought to be.
少年よ大志を抱け!
お金の為ではなく、
私欲の為でもない。
名声という虚しいものの為でもない。
人としてあるべき道を全うすることの為に、
大志を抱け!
この言葉を残したウィリアム・S・クラーク博士は、わずか8ヶ月
という短い期間の日本滞在において、後の日本を支えた多くの人材
を育てています。 その博士が、日本を離れる際に教え子たちに
残した言葉が、この「Boys, be ambitious!」だそうです。
次の時代を担う若者たちのために、目に見えない大切なものを与え、
新たな文化を託していった氏の言葉は、小学校の授業の中で知った
私が最初に出会った「めざすべきものの姿」だった気がします。
勿論、このような偉大な先人と自分とを重ねる訳ではありませんが、
「この国の明日をもっと良いものにしたい」という気持ちは同じです。
そのために、自分には何ができるのか。
どんな時でも、どんなことがあっても、自分の生き方とあり方を
見せ続けること。 貫き通す姿勢を見せ続けること。
そして、信じて伝え続けること。
それしかできないかもしれないけれど、それだけは徹底していこう。
意志あるところに道は開けるはずだから。