最近、楽しくて楽しくて、心の底から本気で笑ったのって
いつでしょうか。
いろんな経緯があって、そして、
いつの間にか「本当の自分」の半分も感情を出せなくなって
しまったり、感じにくくなってしまった人が、とても増えて
きたように思います。
いつの間にか、温もりが感じられない、冷たい表情の仮面を
つけてしまった人が、とても増えてきたように思います。
自分であって自分ではない、ロボットのように機械的に毎日
を生きている人が、とても増えてきたように思います。
こんなご時世だから、仕方ないのでしょうか。
でも、ほんの少しだけ視点を変えたら、
毎日の生活の中に、たくさんの喜びが感じられると思うのです。
ニュースで報じられる様々な出来事・・・
天災、人災、事故、事件、病気、その他・・・
そうしたものが自分の身に起こり、いつもそこに当たり前に
存在していたものが、ある日突然に失われるかもしれません。
いつもと同じ明日が必ずやってくる、という保証なんて、
実は、どこにもありません。
失って初めて気付いたのでは遅すぎるんです。
そう思えたら、
目の前にいる人、目の前にあるもの、目の前にあること、
その全てが愛おしく、ありがたく、「今」という時間を手に
している事実をもっと大切に思えるかもしれません。
当たり前のものが当たり前のようにそこにあること自体が、
実は奇跡的でさえあるのです。
全ての物事、全ての出来事に感謝できた時、
僕らはもっとそれを喜ぶべきであり、楽しむべきです。
楽しかったら本気で笑い、
悲しかったら本気で泣き、
悔しかったら本気で怒り、
嬉しかったら本気で喜ぶ。 ・・・人間なのだから。
感情を押し殺すのをやめたら、心の底から喜ぶことができたら、
本当の自分が持っている、自分らしい「光」「輝き」を取り戻せる
のだと思うんです。
先日、妻と口論になった時、
今日、子どもがやかましく騒いだ時、
もし何かの歯車が1つでもずれていたら、もう2度とその声を
聞いたり、その姿を見ることがなかったのかもしれないと思うと、
今「頭にきた」と感じた物事でさえも、次の瞬間、その全てが
愛おしく感じられ、命をかけて大切にしたいと思えます。
生きていると、いろいろあります。
たとえ、つらいことがあっても、
苦しい日々が続いていたとしても、
それでも、
「昨日までとは違う明日」を創り出すチャレンジができる、「今」
という瞬間を手にしていることの「奇跡」を喜んでください。
そこに「あきらめきれない想い」があるのなら。