May 16, 2014

星に願いを

中学2年生の時、どうしてもどうしても叶えたい、実現させたいコトがあって、
でもその時の状況では、それはキセキでも起きない限り実現不可能だったので、
「流れ星が消えるまでに3度願いを言えば叶う」を実行しようと、ペルセウス座
流星群に合わせて、静岡まで行ったことがあります。

満天の星空で天体ショーが始まると、流れ星を見つけてから願い事を口にしても
間に合わないので、願いをあらかじめ短い言葉に変えて、ずっと唱え続けること
1時間半...ついに流れ星が消えるまでに3度言いきることに成功したのでした。

その後深夜まで、今の自分では何が足りないか、その時までにどうなっていれば
届く可能性があるか、そのためには、どれだけの準備と努力の積み重ねが必要で、
それをどのように実行するか...思いつく限りをノートにまとめて、実行計画は
帰りの新幹線の中で、ようやく描ききれたのを覚えています。

それから2ヶ月間、全力でそれを実行して、ついに迎えた勝負の時。
キセキの連続はいとも簡単に起きて(起こして)、願いは実現したのでした。


果たして、流れ星に願いをかけたから、願い事が叶ったのか。
それとも、必要な努力をやりきったからそれが実現したのか。

いずれにしてもそこにキセキが起こり、努力は報われたのです。


あの時、欲しかったもの。
あの時、手に入れたもの。

どんなにささやかな望みであったとしても、気持ちだけでは追いつかないもの。


     <希望><可能性><心の支え>、

              そして<コミットメント>。


それが無ければ、たとえ綿密な計画をたてても、素晴らしい手段を講じても、
決して扉は開かれないし、決してそこに辿りつけはしないのです。


自分の中にこだまする「やっぱり無理だ」の声に、ただ耳を塞ぐのではなく、
可能性を信じられる、希望を持てる<心の支え>(コトだったりヒトだったり)
を掴んで離さず、自分自身を<成長>させていくことで、本当に「強くなる」。

実現・達成するには、自分自身を<成長>させることこそが唯一の鍵なのです。

キセキを起こすには、
「強がり」を捨て、<成長>することで本当に「強くなる」しかないのです。



今でも毎晩のように空を眺めては、子供のこと、大切な人・愛する人のことを
想って、星に願いをかけます。

今日の出来事が、この子の成長の機会となりますように。。。
これからの出来事が、大切な人を強くしてくれますように。。。





あなたの望みは何ですか?

実現したい、成功させたい、守りたい。。。そこにはどんな「想い」がありますか?

その計画は、自分自身に、それに相応しい<成長>の機会を与えていますか?



どうしても成功させたい事業なら、そこに大切な想いがあるのなら、

     今すぐ計画を立てろ!
     絶対にキセキを起こせる計画を!!
  



  



May 14, 2014

心の色

父子家庭になって1年が過ぎた。

娘は、トイレやお風呂で1人になった時に、ふと寂しさを感じるのだと言う。
そういう時、みじめな気持ちになるのだと言う。

子供たちは、自分を見失うことなく、心豊かに、優しく、明るく、のびのびと
育っているようでいて、やはり、いまだ癒されない胸の痛みを抱えている。


きっと、まだまだ時間がかかるのだろう。
切なくて、悲しい時間を経験するだろう。

でも、そのことがいつか、君をもっと大きく、優しく、強くしてくれるはずだ。
人の痛みや弱さに寄り添えて、大切な人を心から大切にできる大人に。


だから、大丈夫。
君の心の色は、虹のように美しく輝いている。

  


  



Posted by exceedblog at 04:14clip!想いを込めて 
May 09, 2014

バイブレーションを届ける

自信が持てなくて、人と比べてばかりで、批判ばかりで、未来に希望も
持てなくて、自分の存在価値さえ見い出せなかった小学校3年生の頃。

僕が、ほんのちょっぴりの勇気と、ほんのひとカケラの自信を持てるまで、
彼は毎日、「君は何かができる」と言い続けてくれた。
「君は素晴らしい」「人の前に立て」「想いを伝えろ」と言い続けてくれた。

大きな一歩を踏み出すことができて、希望の光が差し込んで、嬉しくて、
振り返った時、彼は23歳の若さで逝ってしまった。

僕に宛てて託された、彼の最期の言葉は、「アンカーにまわせ」だった。



大切なもの。 大切なこと。 大切な人。
それを明日も大切につかんでいられる保証なんて無い

僕たちは、限りある時間の中で生きているんだ。


もしかすると、
今日のお客様が、自分にとって最期のサービス提供だったかもしれない。

もしかすると、
今夜の子供との会話が、親子で交わした最期の会話だったかもしれない。

もしかすると、
今日という日が、愛する人を抱きしめる最期の機会だったかもしれない。


それだけの想いを込めて、

それだけの感謝を込めて、

それだけの愛しみを込めて、

相手の瞳に自分の最高の笑顔を焼きつけて、「ありがとう」を伝えましたか?



僕らにできることは限られている。

今日、何をやり残してしまったとしても、何を先送りしてしまったとしても、
それだけはやり遂げる。

たとえ最悪な1日だったとしても、今日もそれだけはやり遂げられたならば、
今日という日があったことに、心の底から感謝できる。



不満を言う前に、不足を数える前に、一番大切なことを、感謝を込めて、やる。

今日も、素直に、純粋に、想いを込めて、そのバイブレーションを、届ける。


  


  



Posted by exceedblog at 00:50clip!想いを込めて 
May 05, 2014

承認

もし、あなたの親兄弟たちが完璧な人だったら。

あなたは、自分に何の価値も見いだせなかったかもしれません。


もし、あなたの愛する人が完璧な人だったら。

あなたは自分を蔑み、罪悪感に耐えられなかったかもしれません。


もし、あなた自身が完璧な人だったら。

あなたの正論が、弱く脆いすべてを不幸にしていたかもしれません。


大切な人に、完璧を求めてはいけない。
自分自身に、完璧を求めてはいけない。

それは、あなたが本当に求めていたものとは違うはずです。



あなたが最も大切にしたいものは何ですか?



そこにそれさえあれば、
不完全で、不器用で、足りないところだらけのあなたのすべてが、
魅力であり、可能性であり、未来であり、人の心に灯りをともすのです。


完璧でないからこそ、君は眩しくて、素晴らしい


そう言って、大切な人の手を握りしめる。

そう言って、格好悪い自分を承認する。