ウサギとカメの競争は、ウサギが居眠りしている間にカメがゴールして勝ちました。
「油断したからウサギは負けたんだ。」
「居眠りしなければ、ウサギは当然勝てたんだ。」
。。。果たして本当にそうだろうか。
ウサギは、カメに勝つことが目的だったから、負けるはずのないレースに油断した。
仮に居眠りしなくても、ウサギの意識は最後までカメだけに向けられていた。
対するカメは、ただ全力でゴールだけをめざしていた。
その両者の目的の違い、見ている目線の違いに目を向けた時、
「居眠りしたから」というのは、たまたまそういうカタチに顕れただけのことであって、
実はスタートラインに立った時点で、カメが勝つに決まっていたのではないだろうか。
事業は社長の器を超えられない!
思うような成果が出ないのは、
社員の能力の問題ではなく、社長の目線の問題なのではないだろうか。
あるいは、社員の目線を上げられない、社長の姿勢の問題なのではないだろうか。
2014/10/05 Triple Win Business Revolution より