何事も、上手くいく時と上手くいかない時がある。
でも、理想通りに進まないことを「環境のせい」にしてはいけない。
また、「誰かのせい」にしてもいけない。
そして、「自分のせい」にしてもいけない。
たとえば、バケツの中で泳いでいるオタマジャクシを想像してみよう。
オタマジャクシは外の世界に行きたくて、バケツの中を泳いでいる。
・・・どんどん泳いでみる。
・・・まっすぐ泳いでみる。
・・・グルグル泳いでみる。
・・・力強く泳いでみる。
・・・もがいてみる。
・・・外へは出られない。何も変わらない。
・・・そしていつか、外へ出たいという気持ちさえ失ってしまう。
でも、よぉ〜く自分を見つめ直してみると、実は、ちょっとだけ後ろ足が
はえてきている。
その事実に気付くことが大事なんだ!
やがて立派な足になり、次には手がはえ、そしていつかカエルになる。
自分の成長を信じて、自分の小さな変化と成長に目を向けて、めざす生き方
を忘れずにいたならば・・・ピョンッとひと越え、バケツの外へ出る日がくる。
今の自分には届かないことも、自己成長の先には光がある。
環境が変わらないから上手くいかない、のではない。
誰かが変わらないから上手くいかない、のでもない。
自分は永遠にそこへ届かない、のでもない。
自分自身が成長して変わった時、すべての状況が変わる。
オタマジャクシがバケツの中をいくら泳いだって、外へは出られない。
でも、外へ出ようと泳ぎ続けること、もがき続けること、自分が成長し続ける
ことを信じ続けること、によって、外へ出られる自分になる日がやってくる。
意志あるところに道は開ける。
※2006年の記事より