本当はこんな生き方をしたかった。
本当はこんな大人になりたかった。
途中で立ち止まってしまったり、道に迷ってしまったせいで、
本当はもっと先に行っているはずだった理想の自分からは
もはやだいぶ遅れて、ずっと離れてしまったかもしれない。
でも、
その道を走り続けていることに誇りを持って、
その背中を全力で追い続けることを、決して諦めないこと。
本当の自分は今どこにいるのか。
腕を振って、汗をかいて、涙を流して、必死に地面を蹴って、
恰好悪く無様に走っているのが、本当の自分。
走れ。 走れ。
いずれ、先を行くもう一人の自分に追いつく日がくる。