October 07, 2006

自分に何ができるだろうか

仕事は自ら「創る」べきで、与えられるものではない。

・・・これは、有名なD社の『鬼十則』の最初の1節だ。


仕事でも、家庭でも、人間関係においても、この
「自ら創る」という部分が、ものすごく重要だと思う。

特に、本当に困っている場合や苦しんでいる場合には、
人はなかなか「こうしてほしいんだ」と言ってくれない。

だから、察してあげることが大切なんだ。
思いやる、ということだ。


思考のベクトルをいつも自分にばかり向けていないで、
まわりに向けていくと、今、自分がしてあげられること
が、ほんの少しずつ見えてくる。

本当の自分の可能性、自分にできること、とは、
人から与えられたり誰かに頼まれたりすることじゃなくて
自ら創っていくことなんだ。

たいしたことは出来ないかもしれないけど、ほんの小さな
思いやりが、その人にとって大きな勇気や喜びを与える
ことができるかもしれない。


本当に大切にしたい人に対して、いつでも察してあげられる
自分でありたい、と思う。
そして、損得や理屈じゃなくて、心のおもむくままに
それを行動にうつせる自分でありたい、と思う。