November 05, 2007

想いを込めて、感動を売る

ビジネスにおいて、お客様からお金をいただく以上、その額の
大小に関わらず、お客様に対して満足を提供することは、本来
「当たり前のこと」であるはずです。

それが当たり前でない、自己中心的な「世の中」がおかしい訳
であって、そこに騙されてはいけません。
むしろ、顧客満足の更に1歩先をめざしていくべきなのです。

自分にも相手にも「想い」があって、たがいの「想い」が満たさ
れる関係が築けた時、そこには「感動」が生まれます。

パン屋さんは、パンを売っていちゃいけないんです。
洋服屋さんは、洋服を売っていちゃいけないんです。

そんなことは当たり前で、

おいしいパンを売る、安心して食べられるパンを売る。
素敵な洋服を売る、着心地のいい洋服を売る。

でも本当は、これだって「当たり前のこと」でなくちゃいけない。

めざすべきは顧客感動。 「感動を売る」ことこそが「商売」で
あり、それがカタチでなく、事業に命を与えることなのです。

顧客満足の更に1歩先の「顧客感動」。
大切なのは、「相手の想い」と「自分の想い」。
だからこそ、Win-Win


10歳の時に誓った夢

「人の心に灯りをともせるようなメッセージを世界中に発信
 することで、人の人生に勇気を与え、影響を与えるような
 生き方をしていきたい。
 そして、同じように夢を持つ人の夢の実現を手助けをして
 していく人生を送りたい」

今でも時折、あの頃の自分がそばにいるような錯覚が起こる。

仕事の中でも、家庭の中でも、たとえどの瞬間を見られても、
この人生で、僕は彼に恥じない生き方を貫けているだろうか。
そして彼は、今の僕を誇りに思ってくれているだろうか。

親友・家族・師 が相次いで逝った31年前の夏、夕日に誓い
をたてたあの少年の「想い」を裏切る生き方はできない。
大切な思い出を色あせさせてしまった時、僕は僕でなくなる。

経営コンサルタントとして、世の中に「感動のリレーション」が
巻き起こるように、そういう文化を次の時代に手渡せるように
紡いでいきたい。 だからこそ、トリプルWin