April 04, 2008

クリスマス・キャロル

今、世界が音をたてて崩れようとしていることに目を向け、
地球の悲鳴・人々の叫びを聞き、経済の破綻に立ち向かって
いかなければならない中で、選択が迫られていると思う。

これからの自分は、何を大切にするのか。
これからの自分は、何を判断基準におくのか。

その先へ時代を紡いでいくためには、全てを変えることなど
できなくてもいい。 マーケティング的な統計学で言うなら、
わずかな%の人たちが気付き変わることで、世界も変わる

クリスマス・キャロルなんだと思う。

最悪なんかじゃない。遅すぎはしない。まだ終わっていない。
最後の最後に気付き、わずかな%の人が生き方の軸足を移せた
なら、そこから価値観の違う、次の時代が始まることになる。

正確には、それを手にすることも“可能である"ということ。

だからこそ、ビジネスで世の中と能動的に関わるのであれば、
どんなに規模が小さくとも、世の中に影響を与える行為をする
のであれば、ハラをくくることだ。


経済が破綻しようとしている時に起業する人間が、技術の習得
や資格取得ばかりに時間を割いて、どうするのか。
経営を学ばずに挑む姿勢のどこに勝算があるのか。
自分の想いを具現化して、次の時代へ手渡していきたいのなら、
そこに避けては通れないものがあることは明白だ。

世界が崩壊しようとしている時に経営をしている人間が、自社
の利益の確保・追求のみに翻弄されて、どうするのか。
そんなことのために起業したんじゃなかったはずだ。
主人公を「私」から「私たち」に変えない限り、世の中から必要
とされる存在にならない限り、痛みからは解放されない。

父親・母親も一緒だ。こんな時代に子供を産んでおきながら、
誰かのせいや何かのせいにして、親としてそれでいいのか。
子供の幸せのためなら、微塵も迷うことなく命を懸けて、それに
立ち向かっていくんじゃなかったのか。
初めて子供を抱いた時に誓ったものを忘れてしまったのか。

クリスマス・キャロル。
まだ終わっていない。気付いて変えることが大事なんだ。


トリプルWinは、理想論じゃない。
今、パラダイムシフトするべき本当の成功。めざすべき真実。
そして、持つべき判断基準


今、この時代を生きている僕らは、この時代を選び、この時代を
託され、ここにいる。 次の時代は、今を生きる僕ら次第なんだ。


昔、毎週のように早朝の多摩川河川敷へ行き、土手の上に立って
西の空に夜=沈みゆく月と星、東の空に朝=昇りくる太陽、を
同時に見上げて、Changeの瞬間に立ち会い、両手を広げて
全身の素粒子の1つ1つにエネルギーとバイブレーションを感じ
ながら、必死に駆け抜けてきた。

何があってもゆるがないコミットメントのために、折れない心を
持つために、やり続けてきた。
1度や2度の決意では、決別しきれない“ぬるい自分”と決別
するために、やり続けてきた。


あの頃よりも今、時代は病んでいる。
でも、
あの頃よりも今、気付きかけている人はたくさんいる。
まだ終わってなんかいない。


あなたの判断基準は何ですか?

僕の判断基準は、
「いつどの瞬間を切り取って見られても、子供に胸をはれること」

つまり、トリプルWinの生き方を貫くこと。