November 08, 2008

ゆるぎない自信を持つ

もっと自分に自信を持てばいいのに・・・


心優しい人・心が美しい人ほど、自己評価が低く、なかなか
自分に自信を持てない傾向があります。

きっと、人の良いところを素直に「良い」と認めてあげること
ができるから。
そして、自分もそうなりたい・そうありたいと素直に思うこと
ができるから。

でも同時に「今は全然ダメだ」と自分にダメ出ししてしまう。

きっと、求める理想のレベルが高いのでしょう。
そして、本気でそこをめざしているのでしょう。
そのレベルと今の自分とを比較してしまうのですよね。

いつもその繰り返し。
感動する度に、感謝する度に、最後は自分にへこんでしまう。


「全然ダメ、でいいじゃないか」

今は未完成だからこそ、これからが楽しみなんです。
今は未完成だからこそ、日々成長していけるんです。


子供の運動会の日。
かけっこで、自分の子供が転んでしまったとします。
でも、膝を擦りむきながらも、みんなに遅れてしまっても、
すぐに立ち上がり、涙をこらえて歯をくいしばり、必死に
ゴールへと駆けて行くその姿に、あなたは
子供の未来を信じて、きっと深い愛情の声援を送るはず。

そんな気持ちで
いつでも自分自身にエールを送ってみてください。
 
「絶対に幸せにする」

そんな気持ちで
自分自身に手を差し伸べて、一緒に駆け抜けてください。

どこまでも、どこまでも。


そんなあなただからこそ、
人の心の痛みに気付き、彼にそっと手を差し伸べてあげる
ことができるのです。

そんなあなただからこそ、
たとえ人より不恰好でも、たとえ人より歩みは遅くとも、彼を
抱きしめて一緒に駆け抜けていくことができるのです。

そしてその姿こそ、あなたの思う
「何よりも素敵な」「何よりも尊い」生き方であるはずです。


自分が諦めさえしなければ、決してゴールは消えません。

自分に自信が持てなくても、自分の理想に自信があれば、
何もゆるぎはしないのです。