April 21, 2009

遠い世界に

子供の頃、朝のラジオ「NHKみんなのうた」で流れた
この曲が印象に残って、いつの間にか覚えてしまい、
今でもふと口づさむことがある。

毎日が切なくて、未来に希望もなくて、ただ妹は
幸せにしたいとだけ思っていた日々。

それでも、だからこそ、そんな毎日を生きる子供が
いなくなる「明日の世界」を探しに行くんだ、って
自分に言い聞かせて、顔を上げた。

小学校への登校前に、妹の手を引いて毎日歩いた道。
保育園へ向かう道は、いつも朝日が差し込んでいた。

そう。
そんな子供たちに、輝く虹を見せてあげたい。
暗い霧を吹き飛ばしてあげたい。
この国に生まれたことに胸を張らせてあげたい。


僕らはその伝説を創るために、今ここにいる。


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