June 12, 2009

この雲の上にきっと・・・

PCや携帯のデータを消失させてしまった経験がある人は結構いると思う
んですけど、僕は過去に数人、記憶の一部を失った人たちを知っています。

人によって、失われた記憶は数日間、あるいは数年間にわたるのですが、
大切な思い出・大切な絆・・・それらを思い出すことができない本人の辛さ
は勿論、共に過ごした日々のことを思い出してもらえないこともまた、
例えようがないほど辛く切ないものです。

思い出したくもない記憶だってあるかもしれないけれど、仮にそれらを
無くしても「自分」であることに変わりはないけれど、それでもやはり、
そうした思い出の1つ1つが今の自分を構成しているのだと思います。

本当は記憶から消えてやしないのに、何となく思い出さないふりをして、
「ありがとう」や「ごめんなさい」をどこかへ置いたままにしている相手
には、それを言える時に伝えておきたいものですね。

時間には限りがあるのですから。 自分にも。相手にも。


 


良い時も悪い時も、その先が見えなくなってしまった時、僕はいつも思います。

        「この雲の上に きっと続きがあって・・・」

どんな続きがあったら素敵だろうか。
どんな続きを見ることができたら、心から喜べるだろうか。

その続きがどうなるのかは、自分がどの扉を開くのか、次第。
その扉の開け方は、もう知っているはずです。 believe in myway !