November 05, 2009

compromise/信念を貫け

「やらない理由」は見方を変えると「やる道理」である。
「できない理由」は問題解決すれば「できる根拠」になる。

例えば、
◆忙しくて、新たな取組に手をまわす余裕がないので、やらない。
◇この忙しさがこれ以上続くと限界だから、今すぐ取組を始める。

◆コンサルを依頼するための費用捻出が厳しいから、依頼しない。
◇その程度の費用捻出もできない状況を打破するために依頼する。

◆キャッシュフローが限界なので、取組を始めることができない。
◇その問題さえ片付ければ、すぐに取組を開始することができる。

◆今の技術では、お客様にそのサービスを行なうことはできない。
◇技術的な問題を解消すれば、すぐにそのサービスを提供できる。


ただし、見方を変えるためにも、問題解決をするためにも、
覚悟と勇気、つまり「決断」が必要だ。
決断力を持てなければ、そこには妥協しか生まれない。


「妥協」を和英辞書で調べると「compromise」だが、これは
もともと「com=みんなと」+「promoise=約束する」によるもの
で、そこに日本語の「妥協」を意味する語意はない。

あきらめそうになった時、「妥協」で目標やハードルを下げる
のではなく、めざすべき目的に向けて「compromise」する。
手にすることを目的にして、大切なものの価値を損なうのでは
なく、大切なものをそのままのカタチで実現するために、契りを
交わして自分の信念を貫き通す!

決して目を背けることができないことならば、あきらめきれない
大切なものならば、決断して、溢れる想いを注ぎ込め!


家族との約束、社内での約束、お客様との約束、友人との約束を
果たし続け、信念を貫き続けたその先に、その実現が待っている。


compromise・・・信念を貫け!