August 02, 2010

昔から、「愛」という言葉を軽々しく使う人たちに違和感を
持ち続けています。

批判とか認めないとかではなくて、
「もっと深くて大きくて尊い、何よりも大切なもの」だって
いうことを、本当にわかって使ってほしいのです。


愛と言う名を借りたエゴでしかない場合が多すぎるから。

あるいは、惜しいところまで来ているけれど、僅かに不純物
が入り混じっているのを感じるから。

自分自身も、本当の愛には達せていないと日々思う。


どこまでも純粋で、どこまでも澄みきった状態。

誰もが、いつでも、
そこから湧き上がるもののみで何事にも対峙できたなら。
大切な人に、大切なことに、向き合えたなら。

はっきり見えたつもりのカタチは二次元で、奥行きを体感する
たびに、まだまだ先があることに気付かされる。


それでも、今日は昨日よりも1歩、そこに近づけるように。
そして明日には、さらにもう1歩、近づいていけるように。

どこまでも遠くて、どこまでも深いところにある「愛」の
正体は、きっと自分の真ん中にある。