May 04, 2011

自分自身にOKを出す

上手くいかないことがあったり、辛い思いをした時は、ついそれを
誰かや何かのせいにしてしまいがちですが、すべては「自分が源」
と考えることで、気づきや学びを見出すことができます。

でも、そう考えづらいこともあります。


自分の大切な人を失ったら、何故あの人が亡くなって自分が生きて
いるのだろうかと、“罪悪感”を持ってしまいます。

自身が病気や事故に遭ったら、何故こんな目にあわねばならない
のかと、“不公平感”や“不幸”を感じてしまいます。

自己を否定され(し)続けたら、自分は駄目な人間だ、役に立てない、
存在価値がないと、“自己肯定感”を失ってしまいます。


罪悪感を持ったり不幸を感じたりして、その原因が「自分が源」では
ない時、そう考えづらい時、自己肯定感を失った時・・・、人は自分を

  「幸せになってはいけない人」
  「幸せになることができない人」

だと思い込んでしまいます。

周囲の人からの様々な「教え」や「励まし」が、頭では理解できても、
受け入れられなかったり、心に届きにくくなってしまいます。


それでも、生まれてきたことに意味の無い命なんて、存在している
ことに意味のない命なんて、ありません。

だから、自分自身にOKを出してあげてください。
1日に1度でいいから、あなたの存在にOKを出してあげてください。

そして、
そんな苦しい思いをしたあなただからこそ、意識のベクトルを外に
向け、目の前の大切な人に心からのOKを出してあげてください。


「人は何故生まれ、そしてどこへ行くのか?」
 
誰もが、
心から歓びを感じるために生まれ、本当の幸せの中を生きることに
向かっていて、その「誰も」には、あなたの目の前にいる人は勿論、
あなた自身も含まれています。

そのことを忘れないでください。


「頑張れ」っていう言葉を使えない時、使いづらい時、その気持ちを
「ありがとう」という言葉に置き換えるといいかもしれません。


  「生まれてきてくれて、ありがとう」

  「愛してくれて、ありがとう」


どんな時でも、誰にでも、自分自身にも、毎日そんな言葉をかけて
あげられたら素敵ですね。

困難は「進化・成長の種」です。