August 02, 2009

グリーングリーン

子どもたちの成長を日々喜びながら、ふと、この曲を思い出して、

この曲の少年は、パパと一緒に「この世に生きる喜びと悲しみ」
をどんな風に語り合ったのだろう?
2番以降の歌詞にその内容が出てきたっけ?

と思って、歌詞を検索してみたところ、初めて歌詞の全編を見て
ちょっと驚きました。


でも、

私も死期が迫った時、あるいは、息子がもう少し大きくなったら、
いずれこんな風に彼と語り合っておきたい、と思いました。

思っていたイメージとは随分違ったけれど、素晴らしい詩ですね。


※ちなみに、元々の英語の歌詞は、もっと違ってもっとビックリでした。
でも、時代背景とか世界観を考えた時、このような日本語歌詞を
生んだ作詞家の想いというものが伝わってきて、そうだったのか、と
この曲の真実を見出すことができたような気がします。






  グリーングリーン

  片岡 輝/作詞


  ある日 パパとふたりで 語り合ったさ
  この世に生きる喜び そして 悲しみのことを
  グリーングリーン
  青空には小鳥が歌い
  グリーングリーン
  丘の上には ララ 緑がもえる

  その時 パパが言ったさ 僕を胸に抱き
  つらく悲しい時にも ラララ 泣くんじゃないと
  グリーングリーン
  青空にはそよ風ふいて
  グリーングリーン
  丘の上には ララ 緑がゆれる

  ある朝 僕は目覚めて そして 知ったさ
  この世につらい悲しいことがあるってことを
  グリーングリーン
  青空には雲が走り
  グリーングリーン
  丘の上には ララ 緑がさわぐ

  あの時 パパと約束したことを守った
  拳をかため胸をはり ラララ 僕は立っていた
  グリーングリーン
  まぶたには涙があふれ
  グリーングリーン
  丘の上には ララ 緑がぬれる

  その朝 パパは出かけた 遠い旅路へ
  二度と帰って来ないと ラララ 僕にもわかった
  グリーングリーン
  青空には虹がかかり
  グリーングリーン 
  丘の上には ララ 緑がはえる

  やがて 月日が過ぎゆき 僕は知るだろう
  パパの言ってた言葉の ラララ ほんとの意味を
  グリーングリーン
  青空には太陽が笑い
  グリーングリーン
  丘の上には ララ 緑があざやか

  いつか 僕も子供と 語り合うだろう
  この世に生きる喜び そして 悲しみのことを
  グリーングリーン
  青空にはかすみたなびき
  グリーングリーン
  丘の上には ララ 緑がひろがる