July 03, 2013

愛するということ

もしも、世界中の全ての人がNOと言ったとしても、
それでも私はあなたの明日を信じ、可能性を信じ続ける。

もしも、自分に素晴らしいことが起きたとしても、
あなたが笑顔を失っていたなら、何も無いのと一緒だと思える。

もしも、自分の命と差し替えすることになったとしても、
それであなたの尊厳を守れるなら、喜んで命を差し出せる。

もしも、触れることさえできないところに自分が行っても、
あなたが歓びと幸せに包まれて生きることを願い祈り続ける。

もしも、また生まれ変わった時、どんなに姿形が変わっても、
私はきっとあなたを見つけ出し、そこで再び心からの愛を誓う。


愛とは、何よりも強く美しく、無垢なものだと思います。


でも、自分を愛せていない人、自分自身を大切にできていない人が
誰かを愛することでその埋め合わせをしようとしていたなら。。。

愛を注いでいるようでいて、大切にしているようでいて、実はそれが
自分自身を満たすための行為であったなら。。。

「人の為」と書いて「偽り」と読むように、
それを「偽りの愛」と呼ぶのかもしれません。


自分を大切にする。

自分を認める。受け入れる。

自分に自信を持つ。信じる。

自分を好きになる。

自分自身を幸せにする。


目の前に起きている現象は、自分の内面のパラドックスです。
誰かを心から愛したい人、「誰か」に心から愛されたい人は、
いくら「誰か」に求めても、本当に欲しいモノはそこにはありません。

「本当は自分自身を愛したい」「自分自身に愛されたい」という事実を認めること。
そして、自分自身を心から愛すること。

本当は自分を「愛したい人」から、「愛している人」になること。
本当は自分に「愛されたい人」から、「愛されている人」になること。

本当は自分という存在を「認めてあげたい人」から「生まれてきてくれてありがとう」と
心から自分に言ってあげられる「感謝を体顕する人」になること。

チャレンジではなくて、その「生き方」が「在り方」になった時
自分らしく自分自身を愛することができた時、

その人が誰かを慈しみ、大切に思う、そのバイブレーションを「愛」と呼ぶ
のだと思います。


今あなたは、
大切な人・愛する人を、誠実に、心から全力で愛していますか?





       The Rose


  愛とは 川だと言う人がいる
  若者を飲み込んでしまう川だと

  愛とは 刃物だと言う人がいる
  心を傷つけ血を奪いとる川だと

  愛とは 飢えだと言う人がいる
  満たされることのない渇望だと

  私は 愛とは花だと思う
  そして その大切な種があなた


  傷つくことを恐れる心
  それでは顕し方を知ることができない

  覚めてしまうことを恐れる夢
  それではチャンスをつかめない

  誰のことも受け入れられない人
  それでは与える喜びを知ることができない

  そして 死を恐れている魂
  それでは生きることの意味を学べない


  夜が切なくて寂しくなった時や
  道があまりに長すぎると感じられた時

  あるいは 愛が幸運で強い人にしか
  もたらされないと思えてしまった時

  思い出してほしい 冬の深い雪の下には
  芽生えを待つ種があって 太陽からの愛で
  春には薔薇の花を咲かせるのだということを






The greatest love of all is easy to achieve.
Learning to love yourself, it is the greatest love of all.

愛する心を持つことは難しいことではない。
まず自分自身を愛すること。 それが何より素晴らしい愛。