January 31, 2014

まず、やってみる。

誰かのことを想うとき。
大切な人の心に寄り添い、その人の幸せを願うとき。

誰かのことを信じるとき。
大切な人の未来を信じて、歓びを後押ししようとするとき。

君の表情は、まなざしは、そこにある純真無垢な心は、
とても慈愛に満ちていて、神々しいほどに美しい。


ここに、ダメな子が1人いる。

やるべきことはわかっているのに、いつもちゃんとやれなくて、
向き合うべきことはわかっているのに、いつも目を背けて、
変えるべきところはわかっているのに、いつまでも変われない。

かと言って、逃げ出す度胸もないし、あきらめたくはないので、
結局は戻ってきて、何とかカタチにして及第点は取るものの、
今日もまた、今までどおりのダメな自分だったと溜息をつく。

果たして彼は、
ずっと “変われない”、ずっと “失敗” を続けてきたのか。
それとも、
ずっと “あきらめない”、ずっと “助走” を続けてきたのだろうか。


どうか、
その母のような優しいまなざしを、彼の未来に向けてください。

信じる心を、
彼が踏みしめて行くこれからの一歩一歩に向けてください。

たとえ明日も明後日も、また同じことが繰り返されたとしても、
そうして少しずつ心を成長させ、少しずつ飛び立つ準備を整えていく
彼のこれからに、そっと寄り添ってほしいのです。


誰にでも優しい君が、唯一ダメ出しをし続けている彼に、

誰にでも温かい君が、唯一冷たく突き放し続けている彼に、

誰でも好きになれる君が、唯一好きにならずにいる彼に、

一番大切な人から大切にされる幸せを、
一番好きな人から好きになってもらえる歓びを、与えてあげてください。


自分自身を絶対に幸せにする。 自分自身に絶対の愛を与える


できるか、できないかじゃなくて、
まずやってみる。 できたら、次の日もやってみる。
できなかったら、その次の日から、またやってみる。